セブ島から約2時間で行けるボホール島。ここでインスタ映えとフィリピンの自然や伝統を感じる特別な空間を楽しみたいなら、ボホール・ビー・ファームは外せません。
南国の天然素材を使った建物、海沿いの景色、自家製オーガニック料理が、ここにしかない心地よさをつくり出しています。
ボホール・ビー・ファームの基本情報
① ボホール・ビー・ファームってどんな場所?
ボホール・ビー・ファームは、一見“レストラン”として紹介されることが多いのですが、実際はそれ以上。オーガニックをテーマにした複合型の施設で、敷地内にはなんとこんなに多くの体験スポットがあります!
オーガニック庭園 (Organic Farm)

自家農園でレタス・ハーブ・食用花・蜂蜜などを栽培
カフェ&レストラン

食材は農園から直送。フィリピン料理もオーガニックスタイルで味わえる
アイスクリームショップ「The Buzz Café」

自家製アイスクリームとコーンが名物
ショップ・工房

手作りジャム、はちみつスプレッド、ハーブソルト、雑貨などが購入できる
スパ
自然派オイルを使ったマッサージが楽しめる
ナチュラル素材の内装で、海が一望できる部屋も大人気
②【アクセス】ボホール・ビー・ファームはどこにある?

ボホール・ビー・ファーム(Bohol Bee Farm)は、ボホール島・パンラオ島(Panglao Island)のDauis(ダウイス)エリアに位置する、海沿いの静かな場所にあります。

リゾート地として人気のエリアですが、喧騒から少し離れているため、穏やかな自然と南国らしい雰囲気をじっくり味わえるのが魅力です🌺
セブ島からの行き方はとてもシンプル👇
- フェリーで約2時間(セブ港 → タグビララン港)
- タグビララン港から車で約20〜30分ほどで到着

セブ島から気軽に行けるので、ついでにボホール観光を組み合わせたい方におすすめのスポットです🌿
③営業時間と予約方法
毎日 7:00〜21:00(年中無休)

ボホール・ビー・ファームは朝7時から営業!旅の「朝どう過ごす?」を解決してくれる場所なんです💡
ボホール島の朝は気温も穏やかで、観光スポットもまだ混みにくい時間帯。
静かな海を眺めながらオーガニック朝食を楽しむのは、旅行ならではの贅沢なスタートになります。
電話予約 +63 38 510-1822
公式FaceBook のメッセージから予約

海沿いの席は特に人気なので、良いロケーションで食事を楽しみたい方は事前予約がおすすめ!
ボホール・ビー・ファームのレストランをレビュー!

ボホール・ビー・ファームのレストランは、自家農園のオーガニック食材を使った料理と、海を一望できるロケーションが魅力の人気スポット。
南国の風を感じながら、身体にやさしくて彩り豊かな料理を楽しめる“ここでしか味わえない食事体験”ができます。

私も実際にここでランチをいただいたのですが、想像以上に満足度が高く、「ボホール島でレストランを1つ選ぶなら絶対ここ…!」と感じるほどでした!
自家農園のオーガニック野菜を使ったヘルシー料理が主役

レストランの料理には、Bee Farm 内のオーガニック農園で育てられた野菜やハーブがたっぷり使用されています。

特に印象に残ったのは、いくつかの料理に農園で育てられた食用花が飾られていたこと。
彩りが加わるだけで、料理がぐっと華やかになって、南国らしい明るい雰囲気を楽しめました🌺

こんなに華やかで彩り豊かなフィリピン料理を味わえるのは、Bee Farm ならでは!


テーブルにはキャンドルを用意してもらえるので、食事の時間が一気に特別な雰囲気に!
ナチュラル素材の建築で“南国らしい温かみ”を感じる空間

レストランの建物やインテリアは、竹、木材、ココナッツ材など、ナチュラル素材を中心に作られてます。

この“木のぬくもり”と“南国らしい雰囲気”が最高でした!
デザートは自家製アイスクリーム『The Buzzz』

レストランで食事を楽しんだあとは、ぜひ立ち寄ってほしいのが Bee Farm 内にある自家製アイスクリームショップ『The Buzzz Ice Cream』。

ここで作られるアイスはすべて Bee Farm 自家製。ツアーでも工房の一部を見学でき、
どんな素材で作られているか知ったうえで味わえるのが魅力です。
実はセブ島にもThe Buzzz Cafeの店舗があるので、ボホールに行けなくてもセブで気軽にアイスを試せるのも嬉しいポイント。
The Buzzz Ice Cream の特徴|自然素材だけで作られるやさしい甘さ
Bee Farm のアイスクリームは、砂糖や人工甘味料を使わず、自然由来の甘さだけで仕上げているんです。
① 蜂蜜(Honey)
Bee Farm らしく、甘味のベースには 自家製のワイルドハニー が使われています。
砂糖のような強烈な甘さではなく、ふわっと広がるやさしい甘み。
② ココナッツミルクの自然な甘さ
乳製品は使わずに、ココナッツミルクをベースにしています。
ほんのり甘く香りがよく、そのまろやかさがアイスをより濃厚にしてくれます。
③ フルーツ本来の甘み
マンゴー・ウベ・アボカドなど、素材の持つ自然な甘みがしっかり感じられるのも特徴。
口に入れた瞬間に「優しいのに濃厚」という独特の味わいが広がります。
◆ 定番フレーバー
- Ube(ウベ):フィリピンでよく使われる紫いも。鮮やかな紫色が特徴。
- Mango(マンゴー)
- Chocolate(チョコレート)
- Melon(メロン)
- Avocado(アボカド)
◆ 南国らしい素材フレーバー
- Dragon Fruit(ドラゴンフルーツ):サボテン科の果実で白・赤の果肉がある南国フルーツ。
- Soursop / Guyabano(グラビオラ):トゲのある大きな果実で、東南アジアや中南米で親しまれるフルーツ。
- Buko(ブコ):若いココナッツの果肉のこと。フィリピンで一般的な食材。
- Durian(ドリアン):大きなトゲのある果実で、独特の濃厚な香りとコクのある甘さが特徴
- Pandan(パンダン):東南アジアのデザートに使われる香りの葉。緑色が特徴。
- Malunggay(マロンガイ):モリンガとも呼ばれるスーパーフード植物の葉。
◆ 変わり種素材
- Charcoal(チャコール):竹炭パウダーを使用した黒い素材。
- Spicy Ginger(スパイシージンジャー):ジンジャー(生姜)を使用。
- Salted Caramel(ソルテッドキャラメル):キャラメルと塩を組み合わせたデザート素材。
- Peanut Kisses(ピーナツキッシーズ):ボホール島の名物ピーナッツクッキー。
▶ ウベ/マンゴー/チョコレート:130ペソ(約338円)
▶ その他のフレーバー:150ペソ(約390円)
実際に食べたフレーバーの感想

私が選んだのは “Charcoal(チャコール)”。
真っ黒な見た目に「味はどうなの…!?」と思ったのですが、
- ・甘さは控えめ
- ・ココナッツミルクのまろやかさ
- ・スーッとした後味
がバランスよく、思った以上に食べやすかったです✨見た目のインパクトもあって、友達と一緒に頼むと盛り上がるフレーバーでした!
見学・試食が楽しめる大人気アクティビティ【Bee Farm Livelihood Cultural Tour】

ボホール・ビー・ファームでは「Bohol Farm Livelihood Cultural Tour」という、
オーガニック食材の栽培〜加工の裏側を見学し、試食まで楽しめるファームツアーが体験できます。
料金は 1人80ペソ(約208円/2025年現在) ととても気軽。
「ここで食べられる料理やスイーツはどうやって作られているの?」という疑問も、実際に体験したりスタッフの説明を聞いたりするうちに、自然と「なるほど!」と理解できる内容になっています。

Bee Farm の取り組みを知ってから食事や買い物をすると、より思い入れが深くなるツアーだと感じました🌺
ここからは、私が実際に参加したときの体験をベースに、ツアーの流れや魅力を紹介します。
自家製アイス『The Buzzz Ice Cream』の工房へ
最初に案内されたのは、自家製アイスブランド “The Buzzz Ice Cream” の工房。

・アイスは すべてココナッツミルクで作られている
・コーンは 地元食材カサバ(キャッサバ)を使った手作り
・コーンの元となる カサバチップスとアイスの試食 も可能


試食でひと口食べてびっくり。ココナッツミルクのおかげで、こんなにも濃厚で味わい深くなるなんて…✨
自家農園で育つ野菜・ハーブを見学

次に案内されたのは、レストランで提供される食材を育てている オーガニック農園。
ファーム内で育てられたレタス・バジル・ミントなどを見学できます。


ガイドさんによると、
「食材の鮮度は味の決め手。だから自分たちで育てるのが一番」
というこだわりがあるそう🌱
パン・ジャム・スプレッドの工房を見学

次に案内されたのが、自家製パンやスプレッドを作る工房。
ガラス越しに作業を見ることができ、
焼きたてパンや、ペースト、ココナッツワイン、ジャム類の試食も用意されています。


個人的には、“はちみつペースト”がダントツでお気に入り。
甘すぎず濃厚で、パンが無限に食べられそうなくらい軽くて美味しかったです。
・自家製パン
・ペースト(ハニー・マルンガイ・マンゴー味)
・ココナッツワイン
・ジンジャー・ハニーティー
・アイスクリーム
・カサバチップス
・燻製カカオ
伝統工芸「ラフィア織り(Rafia Weaving)」も見学
Bee Farm では、
・ラフィア椰子の繊維を使った伝統工芸
・バッグやインテリア小物の編み込み作業
なども見学できます。
ラフィアは、東南アジアやアフリカに多い“ラフィア椰子”というヤシの木から取れる天然繊維のこと。糸のように細く裂いて乾燥させると、とても丈夫で軽く、通気性が良いので、バッグや帽子などに広く使われています。


実際にラフィア織りを試させていただきましたが、想像以上に難しい!
ひとつひとつの工程が手作業で、
“この土地の文化を支える人たちの技” に触れられる貴重な時間でした。
Bee Farmのお土産ショップへ
ファームツアーの最後は、お待ちかねのお土産ショップに案内してもらいました。
ここで売られている商品は、すべて Bee Farm 内の工房で作られた自家製オーガニック商品。
ここでは、Bee Farm スタッフさんが“本気でおすすめする人気お土産ベスト3”を
紹介します。
【第3位】Pesto Spread(ペスト・スプレッド)|240ペソ(約624円)

イタリア料理でおなじみの “バジルソース(ジェノベーゼ)” を、パンに塗って食べられるようにしたスプレッド。中身は、バジル・オリーブオイル・ガーリック・ナッツなどシンプル。でも香りがしっかりしていて、焼きたてパンとの相性が抜群!
【第2位】Vegetarian Chips(ベジタリアンチップス)|120ペソ(約312円)

Bee Farm の大人気スナック。原料は カサバ(Cassava) という木の根っこで、
日本でいう“タピオカの原料となるキャッサバ”のことです。
カサバをスライスして揚げたチップスは、「とにかく軽い食感」で「後味に少しピリッとした辛味」が特徴。お土産としても軽く、スーツケースの場所を取らないので買いやすいアイテムです。
【第1位】Wild Honey(ワイルドハニー)|360ペソ(約936円)

堂々の1位は Bee Farm 自慢の天然はちみつ。ミツバチの天然ハニーを100%使用した、混ぜ物なしの本物のはちみつで、料理にもドリンクにも使える万能アイテム。何にかけても相性が良く、暮らしの中で長く楽しめるのも人気の理由です。
F&Q (よくある質問)
ボホール・ビー・ファームのレストランやカフェは予約した方がいいですか?
海沿いの人気席はすぐ埋まるため、ランチやサンセットの時間帯は予約がおすすめです。
当日でも案内してもらえますが、確実に良い席に座りたい場合は事前予約が安心です。
レストランだけ利用できますか?宿泊しなくても大丈夫?
レストラン・カフェ・お土産ショップは宿泊者以外でも利用OK。ツアーの途中で立ち寄ることもできるので、ボホール島観光とあわせて楽しむ旅行者も多いです。
Bee Farm の Farm Tour(ファームツアー)は所要時間どれくらい?
所要時間は 約30〜45分ほど。農園見学や工房のぞき見、パンやスプレッドの試食など、短時間でぎゅっと楽しめる内容です。
支払い方法は?
現金(ペソ)・クレジットカード・GCash に対応しています。
ただし一部の小さなお店では端末が不安定な場合もあるため、少額の現金は持っておくと安心です。
服装のおすすめはありますか?
農園内を歩くため、サンダルよりスニーカーなど歩きやすい靴が安心。レストランは開放的で風が通るので、軽い羽織りがあると朝夕も快適です。
ボホール・ビー・ファームは、自然も食べ物も楽しめる特別な場所
Bohol Bee Farm(ボホール・ビー・ファーム)は、海の近くで自然を感じながら、美味しいご飯や楽しい体験ができる場所です。
農園で育った野菜を使った料理、パンやスプレッドの試食ができるファームツアー、手作りのお土産など、ここならではの楽しみが沢山。
・自然が好き
・写真を沢山撮りたい
・その土地ならではの料理を味わってみたい
・のんびりリラックスしたい
そんな人にぴったりな場所ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね🌿



















この記事では、ボホール・ビー・ファームの楽しみ方や、実際に行ってきた感想を詳しく解説していきます!