「旅行の日程は決まったけど、どこに行けばいいかわからない……。」
「はじめてのセブ島旅行だから旅行内容について相談したい!」と考えていませんか?
セブ島現地ツアー会社「CSPトラベル」では、日本人スタッフがあなたのセブ島旅行を一緒にアレンジします。お得に満喫できるツアーをお探しの方は、お気軽にLINEでご相談ください。
LINEでいますぐ相談するセブ島旅行でツアー会社選びを失敗すると、想像を遥かに上回る危険にさらされます。
2020年1月2日とあるツアー会社を利用した邦人男性が遊泳中に死亡する悲しい事故が発生しました。
インターネットにあふれる現地ツアー会社の数々。ホームページ作成も手軽になったことから、検索をすればセブ島格安ツアーがどんどん出てきます。
料金は安いけど、本当にここに申し込んで大丈夫なの?そんな不安はツアー当日まで拭いきれませんよね。
まだまだ発展途上のフィリピン・セブ島は観光地として栄える反面、法整備が整っていないことを逆手にとった日本人による違法事業や不法滞在者によるツアーパッケージの販売が行われています。
違法格安ツアー会社を見分けるのはとても簡単です。それは……
フィリピン政府観光省の認定番号が表記されていない場合は、旅行会社を装った違法事業者です。
せっかくのセブ島旅行が台無しになる前に、失敗しないツアー会社の選び方をフィリピン政府観光省認定の現地旅行会社がご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
観光省無認可の格安ツアー会社はすべて違法事業者
年間を通して温暖な気候が続くリゾートアイランドとして世界的に名高いフィリピンには、2019年の1 ~ 10月の期間で約680万人の観光客が足を運んでいます。
日本からたったの4時間で物価も安く公用語が英語のため、留学や海外旅行地として大人気のセブ島。
近年増え続ける観光客を狙って旅行会社を装い、格安ツアーを販売している現地在住の日本人が多数います。
インスタグラムの投稿や申し込み時の対応によって騙され、ツアーを利用してしまったためにトラブルに巻き込まれるケースが多発しています。
もしも利用してしまった場合には、事前に申し込んだ海外旅行保険が適用外なんてことも!無認可の格安ツアー会社は旅行会社保険に加入できないので、万が一の際には非常に大きなトラブルになることがあります。
こちらではフィリピンの法律にて、観光資源を活用した事業を行う場合は観光省の認可が必要となる旨が明記されています。
Accreditation. – In order to encourage global competitiveness,
The Tourism Act of 2009. SECTION 39.
strengthen data gathering and, research on tourism, and facilitate the promotion
of individual enterprises and the industry as a whole, the Department shall
prescribe and regulate standards for the operation of the tourism industry.
Primary tourism enterprises shall be periodically required to obtain accreditation
from the Department as to the quality of their facilities and standard of services.
2022年8月12日追記
noteにこれまでの苦労をまとめました。こちらもあわせてご確認ください。
【安全なの?パクりって?】セブプレ セブ島現地ツアーにWebコンテンツを盗用されました
2020年2月22日現在、Department of Tourism(フィリピン政府観光省)にて確認できる認定施設に登録された日本人代表者の名前は6件のみ。
また、こちらの認定施設一覧よりライセンスガイド情報も確認できます。
つまり、これらを除く旅行会社はすべて違法事業者となりますので、日系企業・日本人対応だからといって申し込まないで下さい。
なお、観光省の無認可で営業をしている旅行会社ほど営業許可証( Business Permit)を記載している傾向があります。
事業所が所在する地域の市役所が発行する営業許可証のことで、申請をすれば誰でも取得できます。どんなに小さな事業でもフィリピンで仕事をするには必須なため、わざわざ会社概要に記載するものではありません。
DOT(フィリピン政府観光省)の認可を受けるには?
観光省認可の旅行会社でマネージャーとして3年以上の就労経験があるスタッフが属している旅行会社かつ、訪比観光客を十分にマネジメントできる一定の基準を満たした事業所を構える必要があります。
LTFRB(フィリピン運輸省)にて車両の使用許可が必要
観光客が乗車する車両には、LTFRBへの利用登録が必須です。しかし、車両登録には1年間で10台以上のバンを購入しないと認可を得ることができません。
無認可で観光客が乗車していた場合には場所・時間に限らずその場で車両を没収され、所有者は罰金として40万ペソの支払い義務が発生します。
日本人ガイドだから安心!は大きな間違い
慣れない海外旅行では英語でのコミュニケーションに不安を感じるものです。やはり聴き慣れた日本語で案内してもらえると安心しますよね。
しかし、残念ながらセブ島の観光地ではライセンスを取得せずに観光客を案内している日本人ガイドが多数います。認定ツアーガイド一覧
2020年2月22日時点でのツアーガイドライセンス保有の日本人は0名
観光産業が盛んなフィリピンでは、国民の雇用確保の観点からツアーガイドをして従事するためにライセンスの取得が必須となっています。また、一年に一度の更新が必要となっており、期限を過ぎた場合は失効してしまいます。
ライセンスを取得するためには
- 就労ビザを取得する
- 観光省主催のセミナーを1ヶ月間受ける
- 試験に合格する
しかし、残念ながら各観光地では、ライセンスを取得せずに観光客を案内している日本人ガイドが多数います。認定ツアーガイド一覧
取締りから逃れるための悪質な手口
格安ツアー会社を利用しただけなのに、いつの間にか違法行為に加担していることも。これまでに起きた事例とトラブルから、身を守る方法をご紹介していきます。
場合によっては海外保険が適用されないこともあるので、ツアー会社選びは慎重に行ってください。
検問の手前で車両を乗り換える
知人や友人の個人保有の車両を借りてツアーを催行しているため、前述のフィリピン運輸省による使用許可はありません。
検問の手前で英語が分からないことを逆手にとり、「車両の故障」や「乗り換えが必要」などと理由をつけて検問の手前で手配していた車両に乗り換えさせる手口が横行しています。
セブ市内から100km離れた場所での置き去り事件も
直近では2019年10月にとある邦人家族が無認可の旅行会社を利用してしまったために、オスロブへ向かう道中の検問によってドライバーおよび車両が確保され、セブシティから100km離れた人通りの少ない山中に取り残される事件が発生しました。
こちらの家族はせっかく渡航費を支払い、セブへやってきたのにツアー代金が安いからという理由でツアー申し込みをしたため、このようなトラブルに遭ってしまいました。
申し込む前に要チェック!絶対に見るべき4つのポイント
「安くて良いツアーを見つけた!」と申し込む前に、会社概要などを確認してください。セブ島ツアー会社の中では、危険・リスクが伴うから安くなっていることがあります。
1.「観光省認定番号」が記載されているか
先述の通り、営業許可証はわざわざ記載するものではありません。おすすめできない現地ツアー会社こそ記載する傾向にあるので、きちんと確認をしましょう。
2.ツアー会社としての実態があるか
インスタグラムなどのSNSで見つけた場合は、Googleマップで調べてみてください。何もない通りや会社名を掲げている看板が見つからない場合は要注意です。
日本の旅行業の登録のある会社は、認定ガイドによってツアーを催行している場合があります。現地ガイドへライセンスと旅行会社保険への加入を確認しましょう。
3.現地旅行団体に加盟しているか
セブ島でCATOSやTourism Congress of the Philippineへ加盟するためには実績と信頼が必要不可欠です。海外旅行だからこそ、慎重に現地旅行会社を選びましょう。
4.HPのデザインが酷似していないか
あれ?どこかでみたことあるな?と感じたら、申し込みは控えてください。危険な格安ツアー会社といっても、お金儲けのためなら親切な対応をするのは当然のことです。
日本旅行業協会による注意喚起
ホームページが日本の旅行業の登録のある会社旅行のものか、外国の旅行会社のものか確かめよう。
※ 外国の政府機関等の許認可番号を記載している旅行会社もありますので、必ず「観光庁長官登録」、「○○県知事登録」等の記載を確認してください。
※ 登録番号の記載がない旅行会社は、無登録(違法)の旅行会社か、外国の旅行会社の可能性があります。
https://www.jata-net.or.jp/travel/info/safety/1005_atfhp.html
楽しいセブ島旅行は観光省認定の現地旅行会社で
「できるだけ旅費は抑えたい。無駄な出費は避けたい。」これはすべての人に共通する意識だと思います。
インターネットが普及した今だからこそ、安全性をしっかりと調べて失敗しないセブ島旅行を計画してくださいね。料金だけでツアー会社を選んでしまうと、せっかくのセブ島旅行が台無しになってしまいます。
海外旅行をする上での鉄則は「安全はお金で買うもの」です。