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LINEでいますぐ相談するフィリピンは、2月10日から外国人観光客の受け入れを再開しました
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で入国が禁じられた2020年3月から32ヶ月が経過し、待ちに待った入国解禁です。
そこで日本からフィリピンへの入国の方法に加えて、到着後の注意点をまとめました。
現地スタッフが最新情報をわかりやすくお届けします。
ワクチン未接種・未完了の場合の入国について
下記の条件を満たすことでフィリピンへ入国できるようになりました。
陰性証明書の提示
出国の24時間前に受けた抗原検査
ワクチン未接種・未完了の対象者
出発国からの出発日時から遡って14日以上前に、ファイザーなど2回接種する種類のワクチンを2回接種済みでない、(2回接種をしていたら、ワクチン未接種の対象者ではない)
またはヤンセンなど1回接種する種類のワクチンを接種済みでない人
ワクチン接種が完了している場合の入国について
ワクチン接種が完了している場合、日本からフィリピンへ入国するために全部で5つの条件を満たす必要があります。隔離されることはありません。
2022年12月6日から入国のルールが一部変更されました。
ひとつひとつ確認していきましょう。
条件1:フィリピンが定めている無査証入国の対象国籍者であること
通常、海外の国に入国するためにはパスポートだけではなく査証(ビザ)が必要ですが商用、もしくは観光目的で短い期間(最大30日間)の滞在であれば発行が免除されます。
国籍が日本の方はその対象になるため、条件達成です。
日本以外の方はこちらの対象国リストから確認してください。
パスポート(旅券)が有効であること、入国しても差し支えないことを示す、入国先が発行する証書を示します。
条件2:フィリピン入国時にパスポートの有効期限が6ヶ月以上であること
お手元にパスポートがある方は顔写真のあるページを開いて、有効期間満了日を確認しましょう。
フィリピンへの入国予定日から有効期間満了日までが6ヶ月以上であれば、条件達成です。
1月 JAN 2月 FEB 3月 MAR
4月 APR 5月 MAY 6月 JUN
7月 JUL 8月 AUG 9月 SEP
10月 OCT 11月 NOV 12月 DEC
パスポートの発行がこれからという方は外務省のWebページ、パスポートの申請から受領までを参考にしてみてください。
必要な各種書類、申請を行う窓口までの行き方や連絡先など、申請から受取までの手順を全て確認できます。
なお、パスポートの交付には申請書を提出したその日から、最短でも1週間ほどかかります。窓口によって所要日数が異なる場合もあるので、スケジュールには十分気をつけましょう。
条件3:復路の航空券を購入済み
入国時に、帰国もしくはフィリピンから別の国に渡航するための航空券を所持しておく必要があります。
また、その航空券の出発日は入国した日から数えて30日以内であることが条件です。
往路だけでなく、復路の航空券も用意して入国時の審査に備えましょう。
アクセスが簡単、検査結果が当日で発行されるといった便利な検査機関は、検査費用が高額となる傾向があります。
複数の検査期間を調べて、自身のスケジュールと予算に都合がよいところを探しましょう。
条件4:新型コロナウイルス ワクチン接種証明書を所持していること
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種証明書は紙もしくは電子データとして発行でき、フィリピンへの入国にはどちらか一方が必要です。
接種証明書は日本国内用と海外用の2種類あり、必要なのは海外用なので要注意です。
また、有効期限が残っているパスポートが必要です。早めにパスポートの取得手続きをしておきましょう。
以下のいずれかに該当している必要があります。
①フィリピン食品医薬品局によって緊急使用許可、もしくは特別許可がおりているワクチン
②世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに記載されているワクチン
紙の接種証明書(地方自治体発行)
ワクチンの接種後、接種を受けた日付とワクチンの情報が記載された接種済証をその場受け取ることができます。
その接種済証を使って、地方自治体で発行できるのが接種証明書です。
発行の手順は次の通りです。
1. 接種済証(接種券番号がわかるもの)と有効期限が切れていないパスポートを準備
2. 窓口にて申請書を受け取り、必要事項記入
3. 完了!
海外用の接種証明書とパスポートに記載されている「旅券番号」は一致している必要があります。
そのため接種証明書を取得した後に「旅券番号」が変わった場合には、接種証明書を再取得しましょう。
▼ 海外渡航時にも利用可能:「接種証明書」
両方とも新型コロナワクチンを接種した事実を証明するものに違いはありません。
電子データの接種証明書(デジタル庁の専用アプリ発行)
日本政府公式の新型コロナワクチン接種証明書アプリで、電子データの接種証明書を発行できます。
発行の手順は次の通りです。
1. マイナンバーカードと有効期限が切れていないパスポートを準備
2. アプリをダウンロード
3. マイナンバーカードの暗証番号など必要事項を入力
4. 完了!
アプリのダウンロードは下記のQRコードを読み取る、もしくはお使いの端末がAndroidの場合は「Google Playで手に入れよう」、iPhoneの場合は「App Storeからダウンロード」のボタンを押してください。
これでお使いのスマートフォンやタブレットに接種証明書を電子データとして保管できます。
かさばらず、汚損や紛失の心配がない一方、使用している端末の電池が切れてしまうと提示できなくなってしまうため、注意が必要です。
また、電子データはダウンロードしてインターネットがない環境でも提示できるようにしておきましょう。
新型コロナワクチン接種証明書アプリについてわからないことがある場合はワクチン接種証明書アプリFAQを活用しましょう。
条件5:eTravelを入力済みであること
2022年12月2日(金)より”eARRIVAL CARD”(イー・アライバル・カード)から名称や入力項目が刷新した”eTravel”(イー・ トラベル)へと変更されました。
フィリピンに入国する72時間以内までに下記リンクから、指示に従って登録をしてください。
フィリピン到着時に出力、提示したこのQRコードが緑色の場合は問題ありません。
“eTravel”(イートラベル)について疑問がある方は、在フィリピン日本国大使館のホームページを参考にしてください。
入国後に気をつける!4つのポイント
入国後について、どういったことに気をつければ良いか確認しましょう。
1. 入国から7日間は各自で体調を確認しましょう。
施設での隔離は不要です。
2. 基本的にはマスクの着用は必須。
フィリピンでの新型コロナウイルスの新規感染者数の減少やワクチンの接種率の増加に伴いフェイスシールドの着用は任意になりましたが、マスクの着用は必須です。
3. 新型コロナワクチン接種証明書は常備。
施設や公共機関利用時には提示を求められる場合があります。
4. 予め、利用するショッピングモールに子どもも入場できるか確認。
地域によってガイドラインが異なることがあり、小さな子どもの入場は断られる場合があります。
ショッピングモールをGoogle検索すると、Facebookのメッセンジャーやメールアドレスといった連絡先が表示されるので営業時間や混雑状況などを英語でのやりとりとはなりますが質問できます。
さいごに
入国と聞くと手続きが大変というイメージをもたれるかもしれませんが、1つ1つ確認していくと決して難しい内容ではないことがお分かりいただけたかと思います。
ただ、数日後には突然入国時のルールが変わっていることもあります。
この記事は随時、更新していきますので定期的にCSPナビを見に来てくださいね。
下記事項を必ずご確認ください。
▼ 最新の情報、及び詳細情報は各自でご確認をお願いします。
本記事は2022年12月20日に更新されました。
定期的に更新を行なっていますが、頻繁にルールが変更されています。
渡航前に在フィリピン日本国大使館までご確認ください。
▼ 入国時の入国審査官によって、入国が可能かどうかについて決定されます。
事前に告知なく、対応が変更される場合があります。