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LINEでいますぐ相談するGO TO キャンペーンなどの影響で国内旅行を楽しむ人が増えてきましたね。しかし、やはり大好きな海外旅行を待ち遠しく思っている方も多いはず……。
フィリピン・セブ島では徹底した感染症対策により観光客を受け入れる準備が整ってはいるものの、観光客の入国ができないという現状が続いています。
そこで今回未来のセブ島旅行を楽しみにしているあなたのために、フィリピンの感染症対策事情について現地旅行会社がお届け。
フィリピン・セブ島から日本に帰国した流れを元に、空港や機内などの写真も交えながらわかりやすく解説していきます。
フィリピン・セブ島の新型コロナウイルスの現状は?
3月28日から本格的な隔離措置が施されたフィリピン。
ECQ>MECQ>GCQ>MGCQ>NEW NORMALという5つのレベルが定められています。
9月1日からはセブシティ・マンダウエシティ・マクタン島ともに比較的緩和されたMGCQの隔離措置が取られています。そのため、以前まで禁止されていた国内観光も行けるようになりました。
10月21日からはフィリピン人が海外に行くことが許可され、10月1日からフィリピン人に対するボラカイ島へ旅行が許可されるなど、少しずつ制限が緩和され始めています。
あとは観光客が入国できればさらに盛り上がりますが、フィリピン政府から外国人旅行者入国許可のアナウンスはまだありません。
直行便がスタート!安全にフライトが楽しめる理由って?
フィリピン航空での感染症対策
現在、フィリピン航空ではセブ島 – 成田を含め、多くの国内線・国際線のフライトが再開しています。
なぜこの状況下でフライトを行えるのかというと徹底した感染症対策にその秘密が隠されていたようです。
・すべてのチケットオフィスには、サーマルスキャン、管理された社会的距離、透明なカウンターバリアがあります。サービス担当者はフェイスマスクと手袋を着用します。当社のチケットオフィスでは、ノーマスクノーエントリーポリシーを実施します。
・フィリピン航空の全航空機は、今後も厳格な機内清掃と消毒を継続していきます。すべての接触面は強力な洗浄剤を使用して拭き取り、HEPAフィルターも定期的にメンテナンスしています。
・客室乗務員は完全な個人用保護具(PPE)を着用します。頻繁な接触を最小限に抑えたシンプルな機内サービスを実践しています。
・お客様は、必要なスペースに応じて柔軟に座席をお選びいただけます。
Philippine Airlines, Keeping you safe always, 訳
上記からわかるように、フィリピン航空では常にソーシャルディスタンスを守り、できる限り非対面で案内できるような感染症対策が取られています。
また下記のように航空だけでなく搭乗客である私たちも感染症対策は必須です。
・ご搭乗のお客様は、空港内およびフライト中に使用するフェイスマスクをご持参ください。フェイスマスクをご持参いただけない場合は、ご搭乗いただけません。
・・2020年8月15日より、フィリピン政府の規定に基づき、PALの国内線・国際線をご利用のお客様は、フライト中および空港内でフェイスマスクと一緒にフェイスシールドを持参する必要があります。
・お客様には、ご自身の手指消毒剤と機内必需品をお持ちいただくことをお勧めします。アルコール度数70%以下の手指消毒液は、100mL×10個まで機内持ち込みが可能です。
・オンラインチェックインをお勧めします。セキュリティチェックに十分な時間を確保するため、空港には早めに到着されることをお勧めします。
Philippine Airlines, Keeping you safe always, before flight, 訳
a. 出発の4時間前までに空港にお越しください。
b. 国内線は出発の3時間前までに空港にお越しください。
これらのような徹底した対策が行われているので、フィリピン航空のフライトは安心ですね。
セブ パシフィック航空での感染症対策
セブ パシフィック航空ではセブ島 – 東京のフライトは未だ再開していませんが、国内線・国際線のフライトが再開しています。
フィリピン航空と同様、徹底した感染症対策が行われています。
・フィリピン政府の指導に基づき、2020年8月15日より、セブ・パシフィック航空にご登場のお客様はフライト中にフェースシールドを着用することが義務付けられます。この対策は、空港ターミナル入場から目的地到着までの間、マスクの使用が義務付けられていることに追加して実施されるものです。
全確保に努めていきます。具体的には、すべての航空機と施設の広範囲な洗浄を毎日実施し、決められた手順に沿った消毒を行い、第一線に立つスタッフおよび乗務員の迅速な抗体検査、コンタクトレス(非接触)搭乗などを行っています。これらは、世界的に実践されている対策および最善の安全基準に沿ったものです。
お客様には、弊社ホームページ( www.cebupacificair.com )にログインの上、「予約管理」から随時状況をご確認いただくことをお勧めしています。欠航便にご搭乗予定だったお客様は、航空券代金のトラベル・ファンド(有効期限2年間)への引き換え、全額返金、または当初の旅程日から90日以内の航空券への予約変更が可能です。90日を超えた予約変更をご希望の場合は、手数料は免除されますが、運賃の差額が適用される場合があります。
セブ パシフィック航空, 渡航に関する注意事項
上記のような感染症対策に加えて、セブ パシフィック航空ではオンラインチェックインを推奨しています。通常のチェックインカウンターでの手続きは必要ありません。ホームページから発行されるバーコードひとつで手続きができるなど、人と人との接触が最小限に抑えられるように工夫されていますね。
セブ島の玄関口!マクタン・セブ国際空港での感染症対策は?
(1)ターミナル1、ターミナル2 および隣接区域の付近の内のすべての乗客そして空港従業員のためのマスクの着用を義務化する
Mactan-Cebu International Airport implements “new normal” measures, 訳
(2)体温チェックの義務化
(3)すべての乗客と従業員は、ターミナルに入る前に手指消毒と靴の消毒を行う。
(4)すべてのターミナルエリアでソーシャルディスタンスを厳密に実施する。
(5)旅客エリア及びターミナル施設の定期的な消毒
(6)すべてのチェックインカウンターには、乗客とチェックイン係員との間の防護壁となる透明シールドを設置する。
(7)医療隔離室の設置
(8)健康情報資料や安全注意喚起の掲示
マクタン・セブ国際空港では保健省(DOH)、運輸省(DOTr)のガイドラインに基づき徹底した感染症対策が施されます。
体温チェックはもちろんのこと、空港に入る全ての人へのマスク着用の義務化、ソーシャルディスタンスの徹底など、感染リスクを最小限抑えられるような対策が取られていますね。
またマクタン・セブ国際空港では旅行制限の緩和や航空便の運航再開に備えた安全対策をすでに実施中。セブ島旅行が待ち遠しいですね!
フィリピン・セブ島の新型コロナウイルス対策の実態をレポート!
現在、セブ島 – 東京の便は月に2本程度。実際にどんな感染症対策が取られているのか、ネットで公表されている情報は本当なのか、気になる感染症対策について私の帰国レポートを元に解説していきます。
出発の4時間前にマクタン・セブ国際空港に到着
フィリピン航空の利用ガイドには出発の4時間前に空港に着くようにと記載がありましたが、実際に空港につくと空港内にほとんど人はいませんでした。
ちょうど到着した直後にチェックインカウンターが空き、チェックインの手続きが完了!
大行列ができてしまうといった過去のレポートをみましたが、現在(9月19日の便)では落ち着いているようです。フライトの4時間前ではチェックインカウンターに並んでいる人も5人ほどしかいませんでした。
カウンターで渡される質問表(日本語)が渡されます。帰国直後の抗原検査のときに必要になるので、あらかじめ記入しておくと手続きがスムーズでした。
出国審査では健康証明書が必須!
あっという間にチェックイン手続きが終わってしまったため、出国審査のゲートが開くまで少し待機しました。
ゲートが開いてから早速出国審査へ!この時出発の前日に空港で取得する必要がある、Medical Certificateという健康証明書を持っていない人が多くその場で健康状態の審査を受けている様子でした。
そういったトラブルへの対応も含めて4時間前に来るようにとのことだったのではないかと思います。
荷物検査で使うアイテムは全て徹底消毒・除菌
荷物検査では防護服を着たたくさんのスタッフにより、一度使用された空港用手荷物検査用カゴはアルコールを用いて丁寧に消毒されていました。
そして荷物検査を抜けると免税店やレストラン、またお土産屋さんなどが立ち並んでいますが、残念ながら現在は全て営業停止。唯一利用できたのは自動販売機だけでした。
そのため、ワクワクするような空港の楽しさとは違い落ち着いた雰囲気でした。
いざ、フライトが出発!
セブ島から空港までの間、搭乗口の近くで気長に待ちます。そのイスもひとつおきにばつ印が書かれていたため、並んで座ることはできません。
普段はたくさんのフライトがあり搭乗口に迷ってしまうこともありますが、今回は1つのゲートしか空いていなかったためその心配も必要ありませんでした。
そしていよいよ機内へ
フライトでは人がまばらで、機内には50人ほどしかいませんでした。また日本人の空港ラッシュが去ったのか、日本人の姿はあまり目立たず乗り換えで利用しているアジア系の方が多かったように感じます。
席は必ずひと席置きに座り、私は窓側の席でしたが同じ列に人はいませんでした。
換気のため少し肌寒い機内でしたがブランケットの貸し出しは禁止、そして腰にあるクッションにはひとつひとつ丁寧にカバーがかけられている対策ぶり!
普段なら華やかな客室乗務員も新型コロナウイルス対策のため、全員防護服を着用していました。
機内では検疫所からの注意点や税関申告書の紙が渡されます。
フライト時間は約5時間、ついに日本に到着!
日本に到着後、通常のように入国審査に向かうのではなく抗原検査を受ける必要があります。必要な資料を準備しながら全員で移動、そして5人グループごとに検査に呼ばれます。
残念ながらここからは撮影禁止でした。
抗原検査では唾液を用いた検査を受けるため、試験管のようなものに唾液を出します。試着室のような仕切りが立ち並び壁側をむいて唾液を出すのですが、1ml出さなければいけないため壁には梅干しとレモンの写真が貼ってありました。私も必死に酸っぱいものを思い浮かべましたね。
その後、空港のチェックインカウンターで渡された用紙で確実に連絡が取れる連絡先の確認や公共交通機関を使わないで自宅に帰れるかを確認。
検査結果が出るまでひたすら待機した後、無事陰性証明書をゲットしてやっとスーツケースの受取所まで行くことができました。
13時について、空港を出たのが15時!私は2時間ほどで空港を出ることができました。
フィリピン・セブ島では新型コロナウイルス対策が徹底している!
フィリピン航空の機内、そしてマクタン・セブ国際空港では日本とは遜色ない、しっかりとした感染症対策が取られています。
フィリピン政府から外国人観光客の受け入れのアナウンスは未だきておりませんが、セブ島旅行が待ち遠しいですね。
フィリピン・セブ島の新型コロナウイルスの最新情報がありましたら、すぐにアップデートしていくので定期的にこのCSPナビをチェックしてくださいね。
- フィリピン外務省
- フィリピン保健省
- フィリピン保健省:新型コロナウイルスに関する最新情報
- フィリピン入国管理局
- フィリピン内務地方自治省
- 日本国厚生労働省:新型コロナウイルス関連
- 在フィリピン日本国大使館
- フィリピン政府観光省
- 外務省海外安全ホームページ
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