「旅行の日程は決まったけど、どこに行けばいいかわからない……。」
「はじめてのセブ島旅行だから旅行内容について相談したい!」と考えていませんか?
セブ島現地ツアー会社「CSPトラベル」では、日本人スタッフがあなたのセブ島旅行を一緒にアレンジします。お得に満喫できるツアーをお探しの方は、お気軽にLINEでご相談ください。
LINEでいますぐ相談する灼熱の太陽が照りつけるフィリピンではタクシーを上手く利用して快適に移動したい!
しかしフィリピンと日本のタクシールールは同じなの?ぼったくりがあるって本当?などなど、わからないことや不安に思うことたくさんありますよね。
そんな悩みを解決するためにも、フィリピンのタクシー事情や乗り方について、現地旅行会社が徹底解説します。
タクシーを上手く使いこなすために欠かせない、ドライバーとの会話例やぼったくりへの対応も一緒にご紹介。
フィリピンのタクシー基本ルールや注意点をまとめて攻略
日本と同じメーター式!タクシーは2種類ある
タクシー料金は、なんと日本の約5分の1!ちょっとリッチなイメージのタクシーですが、フィリピンでは観光客の移動手段はタクシーを使うのが一般的なので上手く活用したいですね。
タクシー(白色) | エアポートタクシー(黄色) | |
---|---|---|
初乗り | 40ペソ – 約85円 | 70ペソ – 約148円 |
追加料金(300mごと) | 3.5ペソ – 約7.4円 | 4ペソ – 約8.5円 |
乗車人数 | 4人 | 4人 |
空港の出入りが許可されているエアポートタクシーは、料金が通常のタクシーと比べて少し割高になる分、待ち時間なくスムーズに空港から移動できる利点があります。
どこからでもタクシーは乗車できる?
フィリピンのタクシーの屋根の上には「VACANT(空車) / OCCUPIED(乗車中)」のライトがどちらについているかで、空いているタクシーを判断することができます。街中には多くのタクシーが走っているため、手をあげれば簡単にタクシーを捕まえることができますが、その他の場所から移動する場合は……?
ホテルから乗車する場合
ホテルからタクシーを乗りたい場合は、他のお客さんを送り届けたエントランスにいるタクシーに乗る、もしくはホテルのフロントにタクシーを呼んでもらう方法があります。
その時の注意点として、ただタクシーを呼ぶように伝えると、料金が定額でちょっとお高いホテルタクシーになってしまうので、「Can you call the meter taxi?」とメータータクシーを呼んでもらいましょう。
ショッピングモールから乗車する場合
モール内で決められているタクシー乗り場からしか乗ることができません。モールによって乗り場は異なるので、「Where is the taxi stand?」や「I want to get the taxi」 と従業員に伝え、タクシー乗り場まで案内してもらいましょう。
またショッピングモールや空港から乗車する場合、タクシー乗り場のスタッフから緊急連絡先とタクシーのプレートナンバーが書かれた紙を渡されます。タクシーが安全に運行しているかを監視しているので安心ですね。無事にタクシーを降りるまで、大事にとっておきましょう。
フィリピンのタクシーは24時間営業
深夜になればなるほどドライバーの数も少なくなりますが、フィリピンでは早朝でも夜中でもタクシーに乗ることができ、また深夜料金はかかりません。
しかし、フィリピンは日本のように治安がいいというわけではないので、出来るだけ夜中の移動は控え、また1人でタクシーを利用することは危険なのでやめましょう。
悪質なドライバーに要注意!
フィリピンでは一部のドライバーによる観光客を狙ったぼったくりが発生することがあります。そのためセブ市内よりもリゾートエリアが広がるマクタン島の方が悪質なドライバーが多いのでよく注意しましょう。タクシー料金の相場を覚えておけば、ぼったくりに遭っている途中で気付くことができますね。
タクシー料金まるわかり表(マクタン島のリゾートエリアから出発した場合)
目的地 | 料金 | 所要時間 |
---|---|---|
マクタン・セブ国際空港 | 300ペソ – 約635円 | 約20分 |
アイランド・セントラル ・マクタン・モール | 300 ~ 350ペソ – 約700円 | 約25分 |
Jセンター・モール | 350ペソ – 約740円 | 約30分 |
アヤラ・センター・セブ | 550ペソ – 約1,200円 | 約40分 |
SMシーサイド・シティ・セブ | 650ペソ – 約1,400円 | 約50分 |
※上記は目安です。セブ島で頻発する渋滞状況により、所要時間や料金は大きく異なります。特に夕方、また金・土曜日は終日激しい渋滞が見込まれるため気をつけましょう。
気付かぬうちにぼったくりに遭っていた……?!
・メーターを使わずに「Only 〇〇ペソ」といい、高額な料金を請求される
・メーターに細工がしてあり、明らかに速いスピードで料金が上がり高額な料金を請求される
・セブシティからマクタン島など、距離が遠い場所への移動はメーター+50ペソ, 100ペソ請求される(他の地区に行くとお客さんを拾ってはいけないというルールがあるため)
などなど何かとメーターよりも高い金額を請求されることが多いです。
また乗車の際に 「How much?」などと料金を先に聞いてしまうと、フィリピン慣れしていないことが一発でバレてしまい、メーターを使わずにぼったくられてしまいます。
実は私もセブ島に来てすぐの頃はメーターがあることを知らず、毎回通常の2倍近い金額を払っていました……。今となっては恥ずかしい。
その場合は「Please, use meter」や「Can you use meter?」と言ってメーターを使ってもらうようにしましょう。もしそれでも高い料金を請求して来た場合、車を降りて他のドライバーを探す、もしすでに動き出してしまった場合は諦めてその料金を支払うことをおすすめします。
銃を隠し持っているドライバーなど、過去には怖い思いをした日本人もいます。もしぼったくりに遭ってしまっても運が悪かったと思って諦めましょう。海外であるフィリピンではなるべくトラブルを避けたいですね。
お釣りが返ってこないことも……。
タクシーの料金はクレジットカードでの支払いはできず、現金しか使うことができません。また500ペソや1,000ペソなどの大きなお札はお釣りがないと言われ、返ってこないことがあるので、50ペソや100ペソなどの細かい現金を必ず持ち歩くようにしましょう。
遠出する場合はタクシーをチャーター
市内から離れた遠くの観光地やレストランに行く場合はドライバーに拒否されてしまう場合があります。特に片道だけだとドライバーに嫌がられたり(むしろ損になってしまうから)、帰りのタクシーが拾えないというリスクがあるのでタクシーをチャーターすることをおすすめします。
また、近場でも目的地までメーターで行き、食事や用事が終わるまでドライバーに待ってもらうこともできますが、この場合も料金や待ち時間なども全てドライバーとの交渉になるので英語は必須です。
3時間タクシーを利用した料金相場:1,000 ~ 1,500ペソ(約2,500円)
いざ実践!タクシーを乗りこなそう
マクタン・セブ国際空港から、日本人に人気の高い5つ星ホテル シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブ(Shangri-La’s Mactan Resort & Spa)までの道のりを例にとってタクシーの乗り方を見ていきましょう。
①タクシー乗り場に行く
マクタン・セブ国際空港のエントランスからそのまま真っ直ぐ進むと通常のタクシーとエアポートタクシーの2つのタクシー乗り場が見えてくるので、どちらのタクシーに乗るか選びましょう。
またタクシーのドアは日本の様に自動ではないので、自分で扉を開けて乗車します。
②行き先を伝える
「I want to go to Shangri-La’s Mactan Resort and Spa」もしくは「Shangri-La」だけでも伝わると思います。シャングリラリゾートと違って有名でない場所、また住所だけでは伝わらない場合もあるので、ホテルや目印となる建物の位置や名前をスクリーンショットしておくとスムーズです。
ここで間違っても「How much?」と値段を先に聞いてはダメですよ。
③それではいざ出発!の前にメーターを使っているか確認
メーターを使わないで発車しようとしたら、すぐに「Please, use meter」と伝えましょう。 メーターが車のギアで隠れている場合もあるので要注意です。
④移動中は鍵をロック
ストリートチルドレンにお金を請求されたり、タクシー強盗に合わないようにするためにも乗車後から目的地に着くまで、鍵はかけておきましょう。
また遠回りをされてぼったくりに合うのが心配だったり、行き先がちゃんと伝わっているか心配な人は地図アプリなどでルートを見ておくと安心です。
⑤目的地に到着
「Stop here, please」と伝え、メーターに応じて料金を支払います。基本的にチップは必要ありませんが、半端な金額はチップとしてドライバーにあげてもいいですね。
最後に「Thank you」を忘れずに。また「Salamat(サラマッ)」とフィリピンの言葉でありがとうと伝えれば、ドライバーもきっと喜んでくれますよ。
車を降りる前に、必ず持ち物を全部持ったか再確認しましょう。もし忘れてしまった場合、返ってこないと思ってください。
配車アプリGrabを使って安全に移動しよう
ぼったくりに合うのが怖い、もうタクシーに乗りたくない、他の方法ないの?と思った方必見!フィリピンでは行き先を入力するだけで簡単に車を呼び出せる配車アプリGrabがあります。日本で馴染みのある配車アプリ UberやJapanTaxiと同じ様にとってもわかりやすいシステム。
料金はあらかじめ決まっているため、ぼったくられる心配もなし。また目的地をアプリ上で入力するため、乗車後英語を使う必要もありません(あっても目的地と名前の確認程度)。
アプリインストール後、電話番号の承認が必須になるので日本にいる時にあらかじめインストールしておきましょう。私もセブ島での移動は大抵Grabを利用しています。
フィリピンのタクシー事情Q&A
これだけは解決しておきたいフィリピンのタクシー事情を現地旅行会社がお答え。
夜中に女性一人でタクシーに乗るのは危険ですか?
大変危険です。夜中に限らず、日中も1人ではなく2人以上で乗ることをおすすめします。
セブ島に着くのが深夜の便なのですが、空港にタクシーはいるのでしょうか?
マクタン・セブ国際空港は24時間営業のため、待機しているタクシーに乗車できます。しかし、夜中の移動は危険なため、空港送迎やGrabを使うことをおすすめします。
タクシーに忘れものをしてしまった場合、どうしたらいいですか?
タクシー会社に問い合わせましょう。しかし、ほとんどの場合、返ってこないと思ってください。またタクシーのプレートナンバー、そして車体の側面に記載があるタクシー会社の写真を撮っておくと、万が一の時役立ちます。
セブシティ
・Airland Taxi – 032 255 1319
・Atlas Taxicab – 032 253 6637
・Blue Eye Taxi – 032 238 0307
・Corominas Taxi – 0939 424 4492 (Smart)
・Kevin Mitz Taxi – 032 255 1319
・King Spider Taxi – 032 261 6655
・Scorpion Taxi – 032 254 4335
マンダウエ・シティ
・Catz Taxi – 032 414 6449
・Good Shepherd Taxi – 032 345 0861
・Holiday Taxi – 032 345 1622
ダナオ・シティ
・Danny’s Cebu Taxi Service – 0906 153 4659 (Globe)
タリサイ・シティ
・Ken Taxi Services – 0915 895 2544 (Globe)
参考:OTOA 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 , 都市別安全情報, セブ, 紛失分別手続き
参考:Philippines Information, Taxi Services in Cebu
フィリピン旅行はタクシーを上手く使いこなそう!
注意するポイントさえ理解していれば、タクシーで楽々移動できます。日本よりも圧倒的に料金が安いタクシーを上手く活用して、フィリピン旅行を大成功させましょう。
空港送迎やGrabを利用するのも、安全に移動する手段の1つですね。
・山頂展望台トップス
・シラオガーデン
・ランタウ・フローティング・ネイティブ・レストラン
・10,000ローズカフェ&モア