フィリピン入国カードは廃止!現在の入国手続きをわかりやすく解説【2026年最新】

Arrival Card

年間6万人以上のお客様をセブ島へご案内しているCSPトラベルが、フィリピン入国の最新手続きをわかりやすくお伝えします。現地スタッフが実際に確認した情報をもとに、渡航前に本当に必要なことだけをまとめました。

項目現在の状況
紙の入国カード(Arrival Card)廃止済み2023年5月1日より配布・提出ともに不要
現在の入国手続き必須eTravel(オンライン登録)が義務化
登録タイミングフィリピン到着の72時間前〜出発前まで
費用無料(料金請求があれば偽サイト)
対象者国籍・年齢問わず全員(0歳の赤ちゃんも含む)
登録しないとどうなる?日本の空港でチェックイン不可・フィリピン入国不可

到着日も無駄にしないツアー!

この記事でわかること
  • フィリピンの紙の入国カードがいつ・なぜ廃止されたか
  • 代わりに必要なeTravelとは何か(入国カードとの違い)
  • フィリピン入国前に準備するもの一覧
  • セブ空港到着から入国ロビーまでの流れ(入国審査の受け答え例つき)
  • 税関の免税範囲と注意点

フィリピンの紙の入国カードは廃止されています

空港で立っている女性

以前のフィリピン入国では、機内でCAさんから配られる黄色い紙の入国カード(Arrival Card)税関申告書を記入し、入国審査カウンターで提出するのが一般的でした。

しかし、2023年5月1日以降、これらの紙の書類は完全に廃止されています。現在、機内でこれらの書類が配られることはなく、空港の記入台にも置かれていません。

代わりに導入されたのが、オンラインで事前登録を行う「eTravel(イートラベル)」です。

「入国カードをもらえなかった」「機内に書く紙がなかった」という声をいただくことがありますが、廃止されているため配布はされません。渡航前にeTravelを登録しておくことが必要です。

なぜ入国カードは廃止されたのか?

廃止の背景には、新型コロナウイルスのパンデミックが大きく関わっています。フィリピン政府はコロナ禍の水際対策として、渡航者の健康状態やワクチン接種歴をオンラインで事前把握するシステムの構築を進めました。

この流れの中でシステムは段階的に進化しています。

時期システム概要
コロナ禍〜2022年ONE HEALTH PASSワクチン接種歴・健康状態のオンライン申告システムとして導入
2022年頃eARRIVAL CARDONE HEALTH PASSを発展させた電子入国カードに移行
2022年12月〜eTravel(試験導入)入国情報・健康申告・税関申告を一元管理するシステムとして本格稼働
2023年5月1日〜eTravel(完全移行)紙の入国カード・税関申告書を完全廃止。オンライン申告に一本化

パンデミックを機に構築したオンライン管理システムが実用的であることが証明され、感染症対策が落ち着いた後もそのまま出入国管理の正式な仕組みとして継続採用されることになりました。フィリピン政府としては、渡航者情報のデジタル一元管理・入国審査の効率化・偽造書類リスクの低減などのメリットがあるため、今後も継続される見通しです。

「コロナが終わったから入国カードが復活するのでは?」と思われる方もいますが、eTravelはコロナ対策を超えた恒久的な出入国管理システムとして位置付けられており、紙の入国カードが復活する予定はありません。

紙の入国カードとeTravelの違い

紙の入国カード(廃止済み)eTravel(現在の方法)
機内または空港で記入自宅・スマホで事前登録
入国カード+税関申告書を別々に記入入国情報+税関申告を一括登録
ボールペンで手書きオンラインフォームに入力
入国審査で紙を提出登録後のQRコードをスキャン
費用なし費用なし(完全無料)

eTravelとは?フィリピン入国に必須のオンライン登録

パスポートとペン

eTravel(イートラベル)とは、フィリピン政府が2022年12月に導入したオンライン渡航申告システムです。入国情報・健康申告・税関申告をまとめてオンラインで行い、登録後に発行されるQRコードを入国審査で提示します。

かつての入国カードの代替ではありますが、入国前に自分でスマートフォンやパソコンから登録するという点が大きく異なります。

eTravelへの登録を忘れた場合、日本の出発空港でチェックインを拒否されたり、フィリピン到着後に入国できないケースが実際に発生しています。必ず出発前に登録を済ませておきましょう。

eTravelのポイントまとめ

登録サイトetravel.gov.ph(フィリピン政府公式)
登録タイミングフィリピン到着予定の72時間前〜出発まで
費用無料(支払いを求めるサイトは偽サイト)
所要時間初回は15分程度(2回目以降は短縮)
スマホアプリ「eGovPH」アプリからも登録可能(2024年3月〜)

登録の詳しい手順・各項目の記入例・QRコードの保存方法については、以下の専用記事で画像つきで解説しています。

フィリピン入国前に準備するもの

スムーズに入国するために、出発前に以下を確認しておきましょう。

準備するものポイント
パスポート残存有効期限が滞在日数+6ヶ月以上必要。出発前に確認を
eTravelのQRコード事前登録後に発行。スクリーンショットで保存し、オフラインでも表示できるようにしておく
帰国便の航空券入国時に帰国便(またはフィリピン出国便)の提示を求められることがある
滞在先の情報eTravel登録時にホテル名・住所が必要。予約確認書をすぐ出せるようにしておく
セブ島旅行持ち物リスト

ビザについて

観光目的であれば30日以内の滞在はビザ不要です。ただし、30日を超える滞在(留学・長期旅行など)の場合はビザの申請が必要になります。

セブ島(マクタン空港)到着から入国ロビーまでの流れ

フィリピン・セブ島のマクタン国際空港を例に、到着後の流れを確認しておきましょう。

  1. 出発前にeTravelを事前登録してQRコードを取得
    出発の72時間前〜出発前までに登録。QRコードはスクリーンショットで保存しておく
  2. マクタン・セブ国際空港に到着
    「Arrivals」の案内板に従って入国審査カウンターへ(空港は一本道で迷いにくい)
  3. 入国審査(イミグレーション)
    「For Foreign Nationals」の列に並ぶ。パスポートとeTravelのQRコードを準備しておく
  4. 荷物受け取り(バゲージクレーム)
    到着便名が表示されたターンテーブルで預け荷物を受け取る
  5. 税関審査
    eTravelで申告済みのQRコードを提示。免税範囲内であれば通常はスムーズに通過
  6. 到着ロビーへ
セブ・マクタン空港アイキャッチ

入国審査で聞かれる英語フレーズ

入国審査では英語で質問されます。事前に確認しておくと安心です。

よく聞かれる質問(英語)日本語の意味回答例
What’s the purpose of your visit?訪問の目的は?Tourism. / Sightseeing.
Where are you going to stay?どこに滞在しますか?At the ◯◯ Hotel.
How long will you stay?何日滞在しますか?3 days. / 1 week.
What’s your occupation?職業は何ですか?Office worker. / Student. / Housewife.

※英語が伝わらなくても、身振り・手振りで通じることも多いです。あまり緊張せずに話しかけてみましょう。

税関の免税範囲と注意事項

以前は紙の税関申告書を提出していましたが、現在はeTravelの登録時に税関申告も一括で行います(2024年5月〜)。以下の免税範囲を事前に確認しておきましょう。

品目免税範囲
外貨・現金US$10,000相当額以上は申告が必要
フィリピンペソ50,000ペソ以上の持ち込み・持ち出しは許可が必要
タバコ紙巻400本、葉巻50本、刻みタバコ250g(18歳以上)
酒類2本まで(各1L以内、18歳以上)
海外製品US$350相当以上は課税対象
持ち込み禁止品銃器・爆薬・麻薬・猥褻物・レプリカ品など

日本の免税店でまとめ買いした袋を多数持っていると引き留められやすいです。US$350(約5万円)相当を超える購入品がある場合は課税対象になりますので、お買い物のしすぎには注意しましょう。

よくある質問(FAQ)

入国カードはもらえますか?機内で配られますか?

2023年5月1日以降、紙の入国カード(Arrival Card)の配布・提出は完全に廃止されています。機内でも空港でも配布はされません。現在は出発前にオンラインでeTravel登録が必要です。

機内に記入する書類はありますか?ボールペンは必要?

現在、機内での手書き記入書類はありません。eTravelは自宅やホテルなどでスマートフォンやPCから事前に登録します。機内でのボールペン持参は不要です。

オンライン事前登録以外に、フィリピン入国で必要な手続きはありますか?

観光目的(30日以内)であれば、オンライン事前登録とパスポート・帰国便の航空券があれば基本的に入国できます。ただし、目的・滞在期間によっては以下の手続きが別途必要になります。

まとめ|フィリピン入国は事前のeTravel登録で万全に

セブの美しい離島

フィリピンの紙の入国カードは2023年5月に廃止されており、現在はeTravelのオンライン事前登録が必須です。

入国カードの「書き方」を調べていた方も、現在は書類を書く必要はありません。代わりに出発前のeTravel登録さえ済ませておけば、入国の流れはむしろシンプルになっています。

eTravelの詳しい登録手順や各項目の記入例、QRコードの保存方法については、以下の専用記事で画像つきで解説していますのでぜひ参考にしてください。

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