セブ・バンタヤン島の観光地10選!行き方&ホテルを徹底解説

バンタヤン島

「たまには何も考えないで、きれいなビーチでゆっくりしたい…」と思いませんか?
せっかくのセブ島旅行は思いっきり羽を伸ばして、リフレッシュしたいですよね。

そんなあなたにオススメの観光地が、セブ島北西部の離島・バンタヤン島。
まだまだ日本人観光客が少ないことから、周りの目を気にせずに美しいビーチで大切な人との時間を思いっきり満喫できたり、セブで唯一スカイダイビングにも挑戦できます

そんな本当は秘密にしておきたいバンタヤンの魅力や行き方、観光地を徹底解説。
リゾートやアクティビティ、他の人とはちょっと違うセブ島旅行にしたいあなた、ぜひ参考にしてくださいね。

バンタヤン島ってどんなところ?

セブシティから北へ向かって約5時間。バンタヤン島はまだまだ観光地化されていないため、ありのままの自然が残っています

そんなバンタヤン島の中で、特に注目されているのが美しいホワイトサンドのビーチ。沖縄の宮古島ほどの小さな島であるバンタヤン島ですが、島全体に美しいサンドバーが広がっています。

ビーチ沿いあるリゾートによってビーチの名前が異なり、少しややこしいですがすべてのビーチはつながっています。

日本人観光客はいない?

バンタヤン島はセブ島からの行き方が少し複雑なことから、美しい離島なのに日本人にはまだまだ知られていません。
ビーチで横たわり日焼けを楽しんでいるのは欧米やビサヤ地方からの観光客。

セブ島とは違い日本人が少ないから、周りの目を気にせずバンタヤン島観光を存分に楽しむことができますね。

おすすめの観光地10選

バンタヤン島の観光って調べてもネットに情報がなかったり、少なかったりで困りますよね。 そんなお困りを解決すべく、実際にバンタヤン島に行ってきました!

実際に訪れたからこそわかる、おすすめの観光地をご紹介。バンタヤン島には南国リゾート気分を味わうにはもってこいのすてきな観光スポットがたくさんありました。

定番観光地編

1. バージンアイランド(Virgin Island)

バージンアイランドのエントランス

バンタヤン島からバンカーボートで約30分。バージンアイランドという愛称で親しまれるリゾートアイランド「シロン島」。

島内には貝殻を使った多くのかわいい写真スポットや飾り付けがあり、海外インスタグラマーにも大人気の観光地となっています。

Virgin Island
バージンアイランドのクリフジャンプ

島の奥には木製のジャンプ台があり、5m、10m、15mの3つ高さから選ぶことができます。料金は無料なので、何回でも楽しめますよ。

名称:Virgin Island
入場料:2人で500ペソ(約1,000円)、3人以上は1人増えるごとに100ペソ(約200円)

2. マングローブガーデン(Omagieca Obo-ob Mangrove Garden)

マングローブガーデンの桟橋

その名の通りたくさんのマングローブが植えられているマングローブガーデン。Sandira Beachから車で約15分。

頭上を覆ってしまうほどのマングローブをくぐったり、海を見渡せたりと自然あふれる景色を楽しむことができます。

マングローブガーデン

マングローブガーデン内には桟橋が建てられており、15分ほどでマングローブガーデン内を歩いて1周できます。また魚への餌やり、カヤックやボートなども体験できます。

名称:Omagieca Obo-ob Mangrove Garden
営業時間:6:00 ~ 18:00
入場料:50ペソ(約100円)

3. ピーター&ポール教会(Saint Peter and Paul Church)

バンタヤン島にある美しい教会

思わず声が出てしまうほど、美しく輝いているバンタヤン島最古の教会

1863年、海賊からの攻撃を守るためにこの石造り教会が建てられたため、壁が分厚くなっているのが特徴です。

バンタヤン島の美しい教会の天井がステンドガラス

内装は2018-19年の間に描かれたため新しく、ステンドグラスのカラフルな窓の装飾や光り輝く祭壇の美しさを体感することができます。

写真を撮ったらとってもかわいい、インスタ映え間違いなしの観光地です。

4. バンタヤン・マーケット(Bantayan Market)

バンタヤン島のマーケットでドライフィッシュを購入している女性

ピーター&ポール教会から車で5分で行くことができる、ローカルの台所バンタヤン・マーケット。

早朝5時からドライフィッシュや野菜、フルーツなどが並べられていて地元の人たちでにぎわっています。

マーケットに並べられたドライフィッシュ

地元の市場ににぎわうローカルの日常をのぞいちゃいましょう。特にドライフィッシュはセブ島よりバンタヤン島の方がかなり安い価格で買うことができます。
※購入する場合は匂いが強いので、ビニール袋を持って行くのがおすすめです。

名称:Bantayan Dried Fish and Vegetable Market
営業時間:5:00 ~ 19:00

5. スカイダイビング

スカイダイビング

人生で1回は挑戦してみたいスカイダイビング。実はバンタヤン島はセブで唯一スカイダイビングに挑戦することができる超激レアスポット!

スカイダイビングでパラシュートに乗っている女性

上空10,000フィートの高さから空を舞うという、一生に一度の素敵な思い出をセブ島旅行で作ってみては。バンタヤン島の美しい海やありのままの自然の景色を空から眺めることができます。

名称:Skydive Cebu Adventures
営業時間:9:00 ~ 17:00

6. バタフライガーデン(Butterfly Garden)

バタフライガーデンのエントランス

バンタヤン島の玄関口であるサンタフェポートから歩いて15分で行くことができるバタフライガーデン。様々な種類の美しい蝶々を見ながら、南国のジャングルのような公園内を散策できます。

バタフライガーデン内の様子

また見学するだけでなく、蝶々が何匹も体に止まるという珍しい体験もでき、隣接しているカフェではゆったり食事を取ることもできます。

名称:Santa Fe Butterfly Garden
営業時間:8:00 ~ 17:00
入場料:100ペソ(約200円)

その他の観光地

MJスクエア

多国籍の美味しい飲食店が立ち並ぶMJスクエア。サンタフェ港から徒歩約20分で行くことができ、夜になると多くの人が集まり食事を楽しんでいます。バンタヤン島にはレストランが少ないので、食事をするならMJスクエアにいきましょう。

コタパーク

バンタヤン島の最北端にあるコタパーク。 長い桟橋が魅力的で人気の観光地となっています。写真スポットとしても有名でコタパークで朝日や夕日を見るのもおすすめです。

バンタヤン・アイランド・ネイチャー・パーク・アンド・リゾート(Bantayan Island Nature Park and Resort)

実はこのリゾート、もともとは動物園だったため、さまざまな動物を見ることができます。洞窟の中にある天然プールで泳いだり、ドクターフィッシュも体験できるひと味違った観光地です。

ビーチリゾート編

バンタヤン島の南東部の海岸には長ーーいビーチが続いており、そのビーチはそれぞれのリゾートホテルによって区切られています

ホテルに滞在して目の前のきれいなビーチでのんびりゆったりした時間を過ごすことができたり、またホテルに滞在していなくてもビーチに入ることができるので、誰でもリゾート気分を満喫できます

宿泊するのもあり!ビーチだけ利用するのもあり!そんなおすすめもビーチリゾートをご紹介します。

7. ジェリーズヘイブンリゾート(Jelly’s Haven Resort)

ジェリーズヘイブンビーチ

かわいい写真が絶対に撮れるインスタ映え必須のビーチリゾート。カラフルなベッドや机が並べられているだけでなく、音楽も流れているため、楽しくわいわい過ごしたい人におすすめです。まるでセブ島のハッピービーチのようなかわいらしさがあります。

また昼間は賑やかなこのビーチリゾートですが、夜になると静かで穏やかな時間が流れます。目の前のビーチで夕日や朝日を眺めながら、ホテルでのんびりしてみては。

Jelly’s Haven Resort

C. Batiancila Street, Bayan ng Santa Fe, Lalawigan ng Cebu

8. マーリンズビーチリゾート(Marlins Beach Resort)

マーリンズビーチ

カラフルなパラソルやビーチベッドでのんびりしたり、少し高台になっていることから美しい海を見渡したりと、のんびりした時間を過ごすことができます。

黄色を基調としたヨーロッパのような作りや、海が見渡せるバルコニーなど、ホテルには様々なこだわりが。海まではたったの26mのこのリゾートでは、1日中南国気分を満喫できますね。

Marlins Beach Resort

Roska Street 4, Santa Fe Cebu, 6045

9. コタビーチ リゾート(Kota Beach Resort)

コタビーチ

遠浅の海が広がっており、潮の満ち引きによってサンドバーの姿が変わって見えます。真っ白なビーチは必見!このコタビーチからバージンアイランドにアクセスすることができます。

またホテルのコテージは竹やヤシの木の葉で作られていて、とってもシンプルでフィリピンらしい作り。リゾート内に広がるヤシの木、そして目の前に広がるサラサラパウダーのビーチで心も体もリラックスできます。

Kota Beach Resort

F. Duarte St, Santa Fe, Cebu

10. オゴトン ケーブ リゾート(Ogtong Cave Resort)

引用:Ogtong Cave Resort

目の前のビーチはもちろんのこと、施設が整っていることやプールがあることから子ども連れの旅行のぴったりなオゴトン ケーブ リゾート。

ホテル内には美しい庭園や洞窟があり、その洞窟内のプールでは泳ぐことも可能。ホテル滞在だけじゃないこのホテルで楽しい休暇を過ごしてみては。

Ogtong Cave Resort

Santa Fe (Bantayan) – Hagnaya, Santa Fe, Cebu

その他にも

サンディラビーチ(Sandira Beach)やシュガービーチ(Sugar Beach)、パラダイスビーチ(Paradise Beach)などバンタヤン島には美しいビーチがたくさんあります。サンゴ礁から作られた、さらさらで真っ白な砂浜と透き通った海に囲まれているバンタヤン島では思う存分にビーチを満喫できます。

気になるバンタヤン島への行き方は?

まずセブ市内からハグナヤポートというセブ島北部の港まで行きます。そこからフェリーに乗り換えて約1時間でバンタヤン島に到着です。

・セブ島市内→ハグナヤポート(約3~5時間)
・ハグナヤポート→バンタヤン島(フェリーで約1時間)

個人で行くのは過酷のみち

①セブ島北部のハグナヤポート(Hagnaya Port)へ

バス停
バスで行く場合

セブシティにあるノースターミナル(Cebu North Bus Terminal)からハグナヤ行き(Hagnaya)もしくはバンタヤン行き(Bantayan)のバスに乗ります。席が満席になるまで発車しなかったり、途中で30分ほどの休憩を挟むことから約4〜5時間かかってしまいます。

アドバイス①
セブ島にはノースバスターミナル(North Bus Terminal)とサウスバスターミナル(South Bus Terminal)があるので間違ってもサウスバスターミナルに行かないように注意しましょう。バンタヤン島とは真逆のセブ島南部の方へ行ってしまいます。

ハグナヤポートへのバスにはエアコン付きとエアコンなしという2種類のバスがあります。エアコン付きのバスの方が新しく、座席も広いのでおすすめです。

・エアコン付き:165ペソ(約350円)
・エアコンなし:140ペソ(約300円)

またバス代とフェリー代(合計410ペソ)をまとめて買うことも可能です。大きいフェリーは人間だけでなく、バスも運ぶことができるため、バスに乗ったままバンタヤン島まで行く事ができます。

アドバイス②
セブ島は道路がまだ完全に整備されていないため、車に乗っているだけでかなり揺れます。4~5時間という長い時間、硬い座席のバスに乗っているのは実際かなり辛いです。
しかし費用を安く抑えたいという方にはおすすめ!
タクシーで行く場合

バスで行くよりは割高になりますが、なんと言っても快適。途中で止まることがないので約3時間で行くことができます。値段はタクシー運転手と交渉しましょう。

料金相場:1,500~3,000ペソ(約3,000~6,000円)

②ハグナヤポート(Hagnaya Port)でフェリーのチケットを購入

ハグナヤポートでフェリーチケットを購入するために並んでいる列

ハグナヤポートに到着したらチケット売り場の列に並んでチケットを購入します。チケット代+ターミナル料金を払い、船が出発するまで待ちましょう。ハグナヤポートには売店や屋台、トイレなどがあるため、ゆっくり待つことができます。

フェリーチケット:大人-185ペソ/子供(3~11歳)-92.50ペソ/子供(2歳以下)-無料
ターミナル料:10ペソ

バンタヤン島からセブ島への最後のフェリーの便は18時であるため、日帰りで観光したい方は、かなり朝早い時間にセブ島を出発する必要があります。また船や車も日によって渋滞や状況が異なるため、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

<フェリーのタイムスケジュール>

セブ島→バンタヤン島バンタヤン島→セブ島
4:006:00
7:008:30
8:0010:30
10:30 12:30
12:30 14:30
14:30 16:30
16:30 18:00

③フェリーで約1時間

フェリー

セブ島からバンタヤン島までのフェリーは基本1時間で行くことができますが、フェリーの運行状況や他の船との折り合いなどで、遅れることもあり、1時間半〜2時間ほどかかることもあります。

④バンタヤン島のサンタフェポート(Santa Fe Port)に到着

バンタヤン島に住んでいる人は払う必要はありませんが、17歳以上の観光客はバンタヤン島に入る時に環境税を払いましょう

環境税:30ペソ

バンタヤン島観光は断然ツアーがおすすめ

ツアーで行くメリット
・セブ島滞在先の往復送迎つき
・セブ島滞在先から港まで貸切のバンで移動するので快適
・ガイドがフェリーのチケットを手配してくれるので心配不要
・効率よく観光地を回ってくれるためスムーズに観光できる
・日帰りでバンタヤン島観光できる。

バンタヤン島ツアーの口コミ

セブ島とはちょっと雰囲気の異なるバンタヤン島の口コミをまとめてみました。

★★★★★ 大満足です!
白い砂浜のビーチがとってもキレイでのんびりできました。特にバージンアイランドではかわいい写真をたくさん撮ることができて、とってもいい思い出になりました。バンタヤン島への道のりはかなり時間がかかってしまいますが、行って良かったと思います。

★★★★★ スカイダイビング
一生に一度はやりたいと思っていた念願のスカイダイビングをセブ島旅行でやってきちゃいました。上空からみるバンタヤン島の景色が綺麗すぎて……。GoProで撮ってもらった動画は一生の思い出です。

バンタヤン島観光で大切な人とすてきな思い出を

バンタヤン島ではありのままの美しい自然が残っているため、すてきな景色のなかでゆったりとした時間を過ごすことができます。

あなたも日本人が少ないバンタヤン島のビーチで、思い切り羽を伸ばしてみてはいかが。

みんなにシェアしてセブ島を盛り上げよう!