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初めて行く場所はやっぱりハプニングの連続。できる限りの英語を使って現地の方に質問することにしました。
やさしい現地の方はあなたの言葉を精一杯理解しようとしてくれて、言葉のわからないあなたに身振り手振りを使って案内してくれます。
そんな時、感謝の気持ちを伝えたいけど言葉がわからず、モヤモヤした気持ちになったことはありませんか?
せっかくの楽しい海外旅行。”ありがとう”は現地の言葉を使って、相手に感謝の気持ちを伝えたい!
そこで今回は、フィリピン・セブ島旅行中に使いたい言語のフレーズ集についてまとめました。
実際に現地で暮らしているからこそよくわかるフレーズや言葉の使い方などを解説してきます。
フィリピンで使われている言語は80以上!?

フィリピンは、7,641もの島々から成り立つ島国です。そのため、フィリピンでは100以上の民族で構成され、80以上もの言語が使われているんです。
島によって個性あふれる文化がフィリピンの魅力ですね。
しかし、以前は同じ国に暮らしているのにも関わらず、意思疎通を図るのが難しかったんだとか。
そこで、首都マニラを中心とするルソン島で使われている”タガログ語”を共通語として、話されてるようになりました。
英語人口は世界第3位!現地で英語は通じる
日本では2020年の教育改革により、以前の3倍である210時間の英語教育(小学校6年間)が必修化されました。
フィリピンの小学校英語教育
日本の小学校英語教育(2020年教育改革以降)は小学校6年間での英語授業時間は合計210時間。
対して、フィリピンでは、小学校6年間での総授業時間は約1,746時間に達します。英語が公用語の一つであり、教育にも広く取り入れられています。
また、数学や理科などの教科でも英語で授業が行われることが一般的で、英語を学ぶだけでなく、英語で学ぶ環境が整っています。
そのため、英語を流暢で話せると言うレベルではなく、英語を第二言語として習得している人が多いです。
フィリピンの方と日本で習う英文法について話していると、これは小学校レベルだと笑われてしまいました。
確かに、フィリピンの標識や看板は英語で記されていることがほとんど!街中に英語が浸透しているため、英語圏で気軽に旅行をしたいという方にピッタリですね。
しかし、現地の方同士ではタガログ語などの現地の言葉で話しているため、何を話しているかの聞き取りはできません。
そんな時にちょっとあなたが現地の言葉を話すと、一気にフィリピン馴染めますよ。
セブ島の方は3言語を使い分けてる!?ビサヤ語が主流

実はセブ島では、ビサヤ語(セブアノ語)・タガログ語・英語の3言語が日常的に使われています。
ビサヤ語(セブアノ語):セブ島の主な言語
セブ島で最も多く話されている言葉は「ビサヤ語(セブアノ)」。地元の人同士の会話では、ほぼ100%これです。文法や語彙は独自で、日本人にはちょっぴり馴染みがないですが、覚えて使うと一気に距離が縮まります!
タガログ語:フィリピンの“共通語”
マニラを中心とするルソン島で使われている「タガログ語」は、フィリピン全土での共通語としても採用されています。テレビや映画、ニュースなどではタガログ語が使われているため、セブの人も理解はできる人が多いです。
英語:第二公用語でほぼ通じる!
そして、驚くべきことにフィリピンは英語が公用語のひとつ! そのため、観光地やショッピングモール、レストランなどでは英語でのコミュニケーションがスムーズに取れます。
英語は苦手…と思っていても、簡単な単語とジェスチャーでなんとかなっちゃうのがフィリピンの魅力かも。
そのため、セブ島の方同士で話すときはビサヤ語ですが、フィリピンの別の地域からセブ島にやってきた方はビサヤ語が分からないんだとか…
国内でも言語を使い分け、英語も話せるなんて、フィリピンの方の頭の中を覗いてみたいものです。
怒ってないよ。語尾が強いだけ!
フィリピン・セブ島で暮らし始めて驚いたことの1つですが、フィリピンの言葉はなんだか怒ってるように聞こえるということです。
ケンカでもしてるのかと思ってみていたら、ただの世間話をしていたなんて日常茶飯事!
フィリピンの方はとってもフレンドリーで人見知りもあまりしないのでどんどん話しかけてみましょう。
確かに、フィリピンの友人の誕生日パーティーに行った時、親戚一同集まっていましたが、初対面の私のことをまるで家族のように接してくれました。余談ですが、パーティーが大好きってこともフィリピン人の特徴ですね!
セブ島でよく使う言語はこれ!ビサヤ語ランキングトップ10
フィリピン・セブ島に住んでいるからこそわかるよく使われる言語フレーズについてランキングを作成しました。日本人であるわたしが発音しやすく伝わりやすい言葉をご紹介します。

第10位:マーヨン ブンタン(Maayon buntag)/ おはようございます,
マーヨン ハポン(Maayon hapon) / こんにちは,
マーヨン ガビィ(Maayon gabbie) / こんばんは
会話の始まりは挨拶から!
もちろんHello!やHi!でも通じますが、せっかくのフィリピン・セブ島旅行!現地の言葉で挨拶してみましょう。
一見長いと思いがちですが、Maayon(マーヨン)は共通しているので、それ以降の言葉を時間によって使い分けれたら完璧ですね。
第9位:ラミ カアヨ(Lami kaayo) / とってもおいしい
Lami(ラミ)でおいしい、kaayo(カアヨ)で強調の意味があるため、ラミ カアヨ(Lami kaayo)でめっちゃおいしい!と言う意味になります。
フィリピン料理を食べた時にぜひ使いたい言葉ですね。
第8位:CR(シーアール) / トイレ
現地で謎に思ったことの1つですが、フィリピンではトイレのことをCR(Comfort Room)と呼びます。
英語だとtoiletやrestroomなどと呼んでしまうそうですが、通じないこともあるので要注意!
トイレを探しているときは、“Where is CR?”と質問すれば通じるので、覚えておきましょう。
また、フィリピンではホテル以外の場所では、トイレにトイレットペーパーが備え付けられていないと思った方が良いです。トイレの水道から水が出ないこともあるので、ティッシュと消毒用のアルコールは必需品です。
第7位:Kapoy(カプイ) / 疲れた
旅行って限られた時間の中でいろんな場所に行きたいけど、1日中観光してると疲れますよね?そんな時に使える一言!なんで元気がないんだろう?大丈夫かな?と声をかけられたら、Kapoy(カプイ)と答えれば大丈夫です。
個人的にはKapoy(カプイ)って響きが、ちょっと可愛くてよく使ってました(笑)
第6位:Gigutom(グォートン) / お腹がすいた,
Busog(ブソッグ) / お腹いっぱい
この言葉はわたしが食いしん坊だからよく使う言葉かもしれないので、6位とさせていただきましたが本当によく使います。
レストランで食事中に他にも注文ある?と尋ねられた時に、”Busog(ブソッグ)”(もうお腹いっぱい)と答えたら、一気に会話が広がるかも!?
第5位:Pila ni?(ピラ ニ?) / これはいくらですか?
フィリピン・セブ島では商品に値段の記載がないこともよくあるので、使ってみましょう。
Pila?(ピラ?)だけでも通じるので、タクシーやレストランなど、どんな場面でも使いやすいです。
また、フィリピンの通貨はペソ(peso)。1peso=2.59円(2025年5月現在)であるため、わたしは100peso≒259円で計算しています。
第4位:Kuya(クヤ)/ 男性を呼ぶとき,
Ate(アテ)Miss(ミス)/ 女性を呼ぶとき
レストランのウェイトレスなど、名前のわからない相手を呼ぶときにこの言葉を使います。
海外ではExcuse me.などと言って呼び止めることもありますが、フィリピンではKuya / Ate / Missがよく使われます。
また、フィリピンでは観光客に対してタクシー料金をぼったくりされることがありますが、わたしはあえてタクシーに乗るときに「Hello, Kuya!」と大きな声で言うことによって現地慣れしている雰囲気を醸し出してます(笑)この一言を加えるだけでぼったくりがなくなったので、ぜひ実践してみてください!
第3位:Gwapa(グゥワパ)/ かわいい,
Gwapo(グゥワポ) / かっこいい
この言葉は言ってもらえることの方が多いかもしれません。道を歩いているだけでまるで挨拶のように言ってくることがあります。
「Hello, Gwapa~!」と言われたら、笑顔で「サラマッ」(ありがとう)と返しましょうね。
第2位:~ nalang (ナラン) / ~だね!〜にしよう!
英語と組み合わせて本当によく使います。直訳すると”~だね!〜にしよう!”になりますが、言葉を強調する意味があります。
例えば、あなたがマンゴーシューズかバナナジュースで悩んでるとします。悩みに悩んだ結果、マンゴージュースに決めた時に「mango juice nalang!」(やっぱりマンゴージュースだな!)というような使い方をします。
語尾にnalangをつけるだけで、簡単にビサヤ語が話せるようになる魔法の言葉です。
第1位:Salamat. (サラマッ) / ありがとう
言わずもがな、この言葉は本当によく使いますし、使いたい言葉ですね。
ガイド付きのツアーに参加した時は、1日中案内してくれたやさしいガイドさんには現地の言葉で”ありがとう”を伝えたいはず!
この言葉を言われて嫌がる人はいないので、フィリピン・セブ島旅行中はたくさん使いましょう!
言語を覚えてさらに楽しいフィリピン・セブ島旅行にしよう!

旅先で現地の言葉を少しでも話せると、それだけで特別な体験になりますよね。英語が通じるフィリピン・セブ島ですが、現地の言葉であるビサヤ語やタガログ語をちょっとだけ使ってみるだけで、現地の人との距離がぐっと縮まります。
特にフィリピン人はとてもフレンドリーでオープンな性格の方が多く、外国人観光客に対してもとても親切に接してくれるのが特徴です。そんな人たちに「ありがとう(Salamat)」や「おいしい!(Lami Kaayo)」と伝えると、笑顔で返してくれるだけでなく、そこから会話が広がったり、思いがけないローカルな情報を教えてもらえたりすることも。
また、その土地の言葉を覚えることは、文化や価値観を尊重する姿勢を示すことにもつながります。ただ観光地を巡るだけの旅行ではなく、フィリピンという国に一歩深く入り込み、その魅力をより豊かに感じられるはず!
ブ島を訪れる時には、ぜひこの記事で紹介したビサヤ語のフレーズを口にしてみてくださいね。きっと「言葉の力」で、あなたの旅はもっと楽しくなります。