【2020年からのセブ島旅行はどう変わる?】マクタン・セブ国際空港の新しい入国ガイド

新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートワークやおうち時間の増加など生活スタイルが大きく変わりましたね。今までとは違う過ごし方にストレスが溜まったり、先が見えない不安な日々を過ごしたのではないでしょうか。

フィリピン・セブ島旅行も例外ではありません。これからの海外旅行は入国の仕方1つ取っても、大きく変わります。

そこで今回、マクタン・セブ国際空港により定められた新しいガイドラインを現地旅行会社が徹底解説。

フィリピン入国には何が必要になるの?どんな感染症対策が取られるの?など、気になる疑問を解決して、次回のセブ島旅行に役立てましょう。

新型コロナウイルス感染症対策で大きく変わる3つのポイント

渡航前にオンライン登録フォームを記入

新しいガイドラインでは空港に到着する5日前から出発までの間に、オンライン登録フォームを記入する必要があります。

また2020年8月現在、経由便の運行が許可されていません。そのため、マニラ経由でセブ島へ行くことができないので、直行便の飛行機を予約しましょう。

マクタン・セブ国際空港内にてPCR検査が必要です

検査対象は国際線を利用したすべての人です。

その検査結果はメールアドレス宛に送信されます。自分のメールアドレスがセブ島でも受信可能なのか確認しておきましょう。

自己負担:4,900ペソ/約10,500円

認定されたホテルで検査結果がでるまで待機する必要があります

マクタン・セブ国際空港により認定されたホテルにしか泊まることができないので、認定ホテル一覧リストをよく確認してからホテルを予約しましょう。(ほとんどのリゾートホテルがリストの中に記載されています)

認定ホテル一覧

新しいフィリピン・セブ島への入国の流れ

従来の入国とは異なり、徹底的な感染症対策が行われます。

到着までの流れ

マクタン・セブ国際空港に到着→入国審査→PCR検査→荷物受け取り→税関審査→PCR検査の結果が出るまで認定ホテルにて待機→観光スタート

マクタン・セブ国際空港に到着:体温チェックとバーコードの提示

画像引用:mactan cebu international airport

約5時間のフライトが終わり、南国の暖かい風が吹き抜けてきます。早速、南国気分を味わいたいところですが、その前にしっかりとチェック。

検疫局による体温チェックが受け、オンライン登録フォーム記入後に送られてくるバーコードを提示しましょう。(オンライン登録フォームの書き方についてはこの後説明します)

フィリピン入国審査へ:パスポートと英語の受け答えができる準備をしておこう

フィリピン入国審査

マクタン・セブ国際空港はわかりやすい1本道になっているため、迷うことなくたどり着けます。

入国審査にやってくると入国審査台がずらりと並んでいます。入国審査台の上部には、フィリピン国民(Phillipines Passport)と外国人(Passport Foreign)との表示があるので外国人用の列に並びましょう。

パスポートを準備し、簡単な英語での受け答えができるように心の準備もしておけば、海外旅行上級者さんですね。

PCR検査:セブ空港に到着するすべての人に受診が必要です

全員必須!PCR検査

早く観光地にいきたい!と、その前に。外国人に限らずフィリピンに入国する人全員PCR検査を受ける必要があります。

PCR検査後、右手首に付けられるオレンジ色のバンド/ステッカーは、PCR検査を受けたというサインなので外さずに付けておきましょう。

荷物受け取り:飛行機の便名を確認しておこう

空港のターンテーブル

便により決められたターンテーブルにて自分のスーツケースが流れてくるのを気長に待ちます。

荷物の取り間違いを防止するためにも、フライト番号や行き先が書いてあるタグと荷物を照らし合わせながら確認しましょう。

税関審査:免税範囲であれば審査はなく「税関申告書」の記入も必要ありません

危険物持ち込み禁止の看板

免税店の大きな袋を持っていると声をかけられやすいので気をつけましょう。

US$350相当額以上、つまり免税店で約37,000円以上の買い物をした場合、課税の対象になるので注意が必要です。

また100mlのアルコール消毒液10本まで、機内への持ち込みが可能になりました。

通貨外貨は制限ないが、US$10,000相当額以上は申告が必要。現地通貨は50,000ペソ以上は許可が必要
タバコ紙巻タバコ400本、または葉巻50本、または刻みタバコ250g(18歳以上)
海外製品US$350相当以上は課税
酒類酒類2本(各1ℓ以内)(18歳以上)
持ち込み禁止品銃器、爆薬、弾薬、麻薬、薬物、貴金属、ギャンブル品、猥褻物、レプリカ品など

PCR検査の結果が出るまで認定ホテルにて待機

引用:Shangri-La Group, シャングリ・ラ ケア

PCR検査後は認定ホテルにより振り分けられた車両で、ホテルまで移動します。ホテル移動後はPCR検査の結果が出るまで、24時間 ~ 48時間ホテルで待機する必要があります。

自己負担:宿泊代金

セブ島観光がスタート

南国リゾート気分を存分に味わいましょう!

PCR検査結果証明書(BOQ医療証明書)が必要な場合は、doh-boq certificate pageからゲットすることができます。

出発の5日前になったら忘れずに記入!登録フォームの記入方法(英語です!)

オンライン登録フォームを記入しよう!

実際にわたしがつまずいてしまった箇所を詳しく説明していくので、一緒に記入を進めていきましょう!

以前の入国カードの書き方も参考にしてくださいね。

Arrival Card

①個人情報 – 例:田中武雄さん22歳学生、東京都住みの男の子

個人情報記入例
丁寧に記入していこう!

住所

住所の書き方は日本と反対になります。この登録フォームでは

「House No. – Street Name – Barangay – City/Municipality – Province」

の順番で記入する必要があるので書き方は下記の通りです。

例:東京都墨田区押上1丁目2番地3号
→2-3 1 chome Sumida Oshiage Tokyo

またアパートやマンションに住んでいる場合は以下のようにアパート名は記入せず、部屋番号のみ記入しましょう。

例:東京都墨田区押上1丁目2番地3号CSPアパートメント405号室
→ #405 1-2-3 Sumida Oshiage Tokyo

電話番号

電話番号の「+81」は日本の国番号を表しています。そのため先頭の0を省略して記入します。

例:080-1234-5678
→+81 8012345678

上記のようにハイフンなどの記号は付けずに全て数字で記入します。

②旅行情報 – 例:セブ パシフィック航空を利用、クリムゾンリゾートに滞在

旅行情報をの記入例
パスポートと旅券を準備しよう!

フライト番号や便名など細かく記入する必要があるので、航空券予約確認書と照らし合わせながら正確に記入しましょう。

また、マクタン・セブ国際空港により、認定されたホテルをしっかりと予約しましょう!

認定ホテル一覧

③続柄 – 例:世帯主である父親が田中セブ男

住所の書き方は①を参考に

この場合の続柄とは、あなたから見て世帯主とどういう関係かということ。

①の電話番号では国番号の+81を付けた書き方でしたが、今回の続柄では+81を付けずにそのまま記入しましょう!

⑤新型コロナウイルスに関する質問

正直に答えよう!

④はフィリピン人のみの記入となるため、最後の欄である⑤に進みます。新型コロナウイルスの感染に疑いのある人を入国させないようにする質問なので、正直に答えましょう。

⑥完了!旅行照会番号とバーコードを受信

全ての記入が完了すると、記入したEメール宛に旅行照会番号とバーコードが送られてきます。

渡航当日に空港にて見せる必要があるので、すぐ見せられるように準備をしておきましょう!

フィリピン・セブ島を安全に旅しよう!

旅の仕方にも徐々に変化が生まれています。

それぞれの国の決められたルールをしっかりと守って安心に旅行を楽しみたいですね。

一刻でも早くみなさんにお会いできる日を楽しみにしております。

  1. フィリピン外務省
  2. フィリピン保健省
  3. フィリピン保健省:新型コロナウイルスに関する最新情報
  4. フィリピン入国管理局
  5. フィリピン内務地方自治省
  6. 日本国厚生労働省:新型コロナウイルス関連
  7. 在フィリピン日本国大使館
  8. フィリピン政府観光省
  9. 外務省海外安全ホームページ

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