フィリピン旅行必見!ジプニーの乗り方を現地旅行会社が解説

フィリピンのローカル交通ジプニーの乗り方

年間6万人以上のお客様をセブ島へご案内しているCSPトラベルが、フィリピン名物のローカル交通「ジプニー」の乗り方や料金、安全に利用するコツまで現地目線でご紹介します。

初めての海外旅行でも挑戦しやすいよう、実際の利用手順をわかりやすく解説していきます!

項目ジプニー基本情報
どんな乗り物?フィリピン全土で利用される乗り合いバス。現地の人の日常を支えるローカル交通
料金目安初乗り約13〜15ペソ(約34〜39円)
支払い方法現金のみ(モダンジプニーは一部キャッシュレス対応あり)
乗り方道路脇で手を挙げて乗車し、車内で運賃を支払う
降り方「Para po(パラ ポー)」と伝えて停車してもらう
おすすめ利用シーン昼間の近距離移動・ローカル体験
こんな人におすすめフィリピン文化を体験したい方・交通費を抑えたい方・ローカル旅好き
注意点深夜利用・混雑時・大きな荷物を持っている場合はGrab推奨
この記事でわかること

・ジプニーの基礎知識
・ジプニーの乗り方・降り方の手順
・運賃の相場と料金の払い方
・観光客が気をつけるべき安全上の注意点

ジプニーとは?

ジプニーは地元民の足

フィリピンを旅していると、必ずと言っていいほど目に飛び込んでくる、カラフルで賑やかな乗り物、それが「ジプニー」です。

ジプニーは、フィリピン全土で広く利用されている乗り合いバスの一種です。マニラをはじめとする都市部から地方の農村部まで、フィリピン人の日常の移動を支える「庶民の足」として長年親しまれてきました。観光客にとっては現地の生活文化に直接触れられる、旅の思い出にもなる体験です。

タクシーやバスやトライシクルなどセブ島の移動手段アイキャッチ

ジプニーの起源と歴史

ジプニーの歴史は第二次世界大戦後にさかのぼります。戦後、アメリカ軍が残していったジープを改造し、乗り合い交通として活用したことが起源とされています。その後、フィリピン独自のカスタマイズが加わり、現在のジプニーの形へと進化しました。80年以上の歴史を持つ、フィリピンを象徴する乗り物です。

ユニークな特有デザイン

ジプニーの最大の特徴は、その鮮やかな外観。車体には派手なイラストや宗教的なモチーフ、ネオンカラーのデコレーションが施されており、走るアート作品とも呼ばれます。オーナーそれぞれが個性を競うため、同じデザインのジプニーは存在しないといっても過言ではありません。

ジプニーの運行システム

運行ルートは?

ジプニーは決まったルートを循環運行しています。ルートは車体の前面・側面に行き先と経由地がフィリピン語(タガログ語)や略称で表示されています。観光客には少し読み解きにくいですが、地元の人や近くにいる乗客に「〇〇に行きますか?(Does this jeepney go to ○○?)」と英語で確認すれば快く教えてもらえます。

Google マップでも主要ルートを確認できるため、乗車前にルートを調べておくと安心です。

運賃と支払い方法

ジプニーの運賃は非常にリーズナブルで、初乗りは約13〜15フィリピンペソ(約34〜39円) が目安です。距離が延びるごとに数ペソ加算されます。

支払いは現金のみです。乗車後、手渡しで運賃を前方の運転手へ渡します。隣の乗客に「Please pass the fare(料金を渡してください)」と頼んで、リレー形式で回すのがジプニーのお作法。おつりも同じ流れで返ってきます。小銭を事前に用意しておくとスムーズです。

セブ島通貨

ジプニーの乗り方

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乗車の流れ

  1. ルートを確認する — 乗りたいジプニーの行き先表示を見て、目的地方面かを確認します。わからない場合は、停車時に直接「Does this jeepney go to ○○?」と英語で聞いてしまうのが一番手っ取り早いです。
  2. 手を挙げて停車を合図 — 日本のタクシーのように、道路脇で手を挙げると停まってくれます。満員でなければ乗車できます。
  3. 車内へ乗り込む — 後部の開口部から乗車します。助手席にも1人乗ることができます。車内は縦向きのベンチシートが左右に並んでいます。
  4. 運賃を前方へ渡す — 乗ったら運賃を隣の乗客にリレーで回します。「Bayad po(バヤッド ポー)(料金をお願いします)」と声をかけて前方へお金を渡しましょう。

降車時の注意点

降りたい場所が近づいたら、「Para po(パラ ポー)」と声をかけます。これはフィリピン語で「止まってください」の意味で、ドライバーが安全な場所で停車してくれます。

声が届きにくい場合は、コインで車内上部をカンカンと叩くのも降車のサインとして通じます。ドライバーが安全な場所で停車してくれるので、落ち着いて降りましょう。

降車はバスのように「次の停留所」という概念がなく、基本的にルート沿いであればどこでも停めてもらえます。交通量の多い幹線道路では降りる場所に注意し、車道への飛び出しに気をつけましょう。

現代風に改造されたモダンジプニー

実は、ジプニーには現代風にリニューアルされた「モダンジプニー」があるのをご存知ですか?見た目も乗り心地もガラッと変わっています。

モダンジプニーとは?

フィリピン政府は環境問題や安全基準の観点から、老朽化した従来のジプニーを「モダンジプニー(近代化ジプニー)」へと切り替えるプログラムを推進しています。モダンジプニーは環境にやさしいクリーンなエンジンまたは電気エンジンを搭載し、冷房完備・GPS追跡・防犯カメラなどを備えた近代的な車両です。

外観は従来のジプニーより洗練されており、カラフルなデコレーションは控えめになっていますが、乗り心地と安全性は格段に向上しています。

ゆうな

どちらかというと、モダンジプニーの方が快適に過ごせるのでおすすめです!

モダンジプニーの乗り方

基本的な乗降の流れは従来のジプニーと同じです。ただし、料金の支払い方法が異なります

モダンジプニーには車掌役のスタッフが乗車しており、乗客一人ひとりに直接話しかけて運賃を回収してくれます。札束を持ったその方が近づいてきたら運賃を渡しましょう。支払いと引き換えにレシート(チケット)が手渡されるので、降車まで保管しておいてください。基本的に向こうから声をかけてくれるので、従来のジプニーよりも戸惑いは少ないはずです。

なお、一部のモダンジプニーではBeep Card(ビープカード)によるキャッシュレス決済にも対応しています。現金払いも引き続き可能なルートが多いので、小銭を用意しておくと安心です。

ジプニーで気をつけること

結論から言えば、基本的な注意を守れば観光客でも安全に利用できます。ただし、以下の点には気をつけましょう。

注意点対策
スリ・置き引き荷物は膝の上に抱え、バッグの口を閉じる
混雑時の接触貴重品は体の前側に
深夜・人気のない路線夜間の単独乗車は避け、タクシー・Grabを活用
乗り過ごしGoogle マップで現在地を確認しながら乗車

現地の人が多く利用する昼間の主要ルートは比較的安全です。初めての方は、マニラのエドゥサ通りやセブ市内など観光客にも馴染みのあるルートから試してみるのがおすすめです。

ゆうな

セブ市内で一人でジプニーを利用していますが、これまでトラブルに遭ったことは一度もありません。過度に怖がる心配はありませんが、深夜移動や貴重品管理には気をつけましょう。

セブ島初心者はジプニーに乗らない方がいい?

結論から言うと、昼間の短距離移動であれば初心者でも十分楽しめます。

ただし、以下のようなケースでは無理にジプニーを使わず、GrabやタクシーのGrabやタクシーのほうがおすすめです。

  • 空港や他エリアへの長距離・主要移動
  • 夜間や人通りの少ない時間帯の移動
  • 大きな荷物を持っているとき

初めての海外旅行であれば、日本語ガイドと専属ドライバー付きで安心して観光できるシティツアーがおすすめです。セブ島市内はもちろん、マクタン島のツアーもご用意していますので、ご旅行のスタイルに合わせてお選びいただけます。

タクシーを使いこなそう

ジプニーに関するよくある質問

観光客でもジプニーに乗れますか?

もちろん乗れます。フィリピン語が話せなくても、英語で行き先を確認すればほとんどの場面で対応してもらえます。

ジプニーの料金はいくらですか?

初乗りは約13〜15ペソが目安です。距離に応じて加算されますが、ほとんどの近距離移動は20〜30ペソ以内に収まります。

料金の払い方が分からない場合はどうすればいいですか?

運賃を手に持って隣の乗客に渡せばOKです。「Bayad po」と言えば伝わります。おつりも同じルートで戻ってきます。

ジプニーで英語は通じますか?

フィリピンは英語公用語の国です。ドライバーや乗客に英語で話しかけて問題ありません。

モダンジプニーと従来のジプニー、どちらに乗ればいいですか?

初めての方にはエアコン完備で乗り心地のよいモダンジプニーがおすすめです。ただし、フィリピンらしいローカル体験を求めるなら従来のジプニーも魅力的です。

ジプニーはどこで乗れますか?

主要道路沿いであれば手を挙げて停車できます。「ジプニーステーション」と呼ばれる発着所もあり、そこから乗ると座れる可能性が高まります。

ジプニーを使ってローカル体験をしよう!

ジプニーは単なる移動手段ではなく、フィリピンの文化・歴史・人々の温かさを体感できる「動く観光スポット」です。初めは少しドキドキするかもしれませんが、一度乗れば必ずハマるはず。

ぜひ次のフィリピン旅行では、ジプニーを使ったローカル体験を楽しんでみてください。

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ABOUT US
ゆうなセブ島在住の20代。現地ツアー会社の観光ライター・広報担当。
セブ島に住んで1年。最初は語学留学で来て、気づいたら帰れなくなった一人。 「公式情報には載らないけど、実際に行くと困ること」を一番よく知っているつもりです。記事は、お客様から直接いただいた質問のうち「これ、検索しても答えが出てこないな」と思ったものから書いています。