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LINEでいますぐ相談する待ちにまったセブ島旅行! 行き先も決まり準備もバッチリ! でも、気になる治安については情報がばらばらでよくわからない……。
そんな方にこそ読んでもらいたい!危険エリアやシーン別のトラブル事例と対処法、緊急時に役立つ情報をまとめてみました。事前予習でしっかり対策をして、安全で素敵なセブ島旅行にしましょう!
セブ島はフィリピン国内でも治安の良いリゾートアイランド
セブ島は、日本はもちろん海外からもたくさんの人が訪れるフィリピン随一のリゾート地です。2019年のフィリピン政府観光省の発表では、海外旅行者数800万人を突破しました。
海外旅行者から大人気なセブ島の魅力は、なんと言ってもエメラルドグリーンの透き通った海!大小さまざまな島が点在し、島によって表情が違い楽しみ方もさまざまです。
そんなセブ島の治安は実際のところ、どうなのでしょうか?気になるセブ島の治安に関する情報をまとめてみました。
外務省の発表では危険度が最も低い「レベル1」
危険度が同じ「レベル1」のマニラと比較してみました。
都市名 | 主要犯罪合計数 |
マニラ | 3,657件 |
セブ | 2,591件 |
上記の表からもわかるよう、同じフィリピン国内と比べても比較的安全と言えます。
近年日本で報道されているフィリピンでの事件の多くは、首都マニラで起こっています。マニラからセブまでは約570km(東京-青森と同じ)あり島自体も離れているため、あまり心配はいりません。
しかし、日本から一歩出ればそこは異国の地。危ない事件に巻き込まれないためにも気をつけるに越したことはありません。より安全な滞在期間を過ごしてもらうためのポイントをご紹介します。一緒に確認していきましょう!
安心してセブ島を満喫するために注意してほしい5つのポイント
アジア唯一のラテン国とも言われるフィリピン! そんなフィリピン人の性格は気さくでとてもフレンドリーです。街中を歩いているだけでも声をかけられることがよくあります。大抵の人は外国人に興味があり純粋に会話を楽しむために話しかけてくれますが、中には悪事を働こうと近づいてくる人がいることも事実です。
そこで、旅行・留学中に安心してセブ島を満喫するためのコツをご紹介します!
1.挨拶程度のビサヤ語を覚えておく
タクシーや買い物で大活躍! フィリピン初心者ではないと思ってもらえるので、ぼったくりを回避できます。簡単な単語だけでも話すことができると「あなたビサヤ語が話せるの!?」なんて会話が弾み、セブ島をより楽しむことができますよ!
Salamat po(ありがとう)
Moadto ko sa 〜(〜へ行きたいです)
2.服装は現地スタイルで
おしゃれをしたい気持ちは抑えて、ズボン・Tシャツ・サンダルの現地人スタイルがおすすめです。カバンは盗難防止のためショルダーバックがいいです。
日本人は海外に比べて、少しの外出でもメイクをし綺麗におしゃれをして外出される方が多いと思います。しかし、フィリピン滞在中はありのままのあなたでOK!ラフで動きやすい格好が一番です。
日本ではショルダーバックをうしろ側にまわして持ちますが、フィリピンでは盗難防止のために前側で持っている人が多いです。目に入る場所にあった方が安心ですよね♪
3.市場に行くときには厚底の履物を!
現代の日本人には馴染みのない市場。食材はもちろん日用品やアクセサリーも販売しています。そんなローカル感が感じられる市場ですが、魚や肉を洗った水で床が水浸しなことが多いので厚底のサンダルがおすすめです。また、現地の方が日常の買い物に来る場所なため、時間地によっては大混雑。スマホはポケットではなくしっかりとカバンの中にしまい、カバンは見える位置で持つようにしましょう。
ローカル感を体感したい方は、時間を割いても行く価値あり!
カルボン・マーケットの記事を載せておきます。ぜひ参考にしてみてください!
4.写真撮影時は周りも注意して
写真撮影をしている時は、画面やポーズに集中しがち……道路の近くなどで撮影する際は特に要注意!撮影をしている時にふたり乗りのバイクにスマホを持って行かれるなんてことも。周りの状況を確認してから撮影をするようにしましょう。
また、日本でも歩きスマホは危険と注意喚起をされていますが、フィリピンは危険なんてものではありません!歩道に突如現れる大きな落とし穴!?発展途上国のフィリピンはまだまだ舗装が不十分…歩行者が使う道でも下水道につながる蓋が空いていたり壊れていたりは日常茶飯事です。
足元をしっかりと見ながら歩くようにしましょう。
5.滞在期間が長くなる留学生は慣れた頃が一番危険!
「今まで大丈夫だったから。」「先生は平気だよと言っていたから。」
そんな気の緩みが、トラブルを引き起こします。自分や周りの大切な人が被害者にならないよう常に異国にいるという事を忘れないようにしましょう。
自分の身は自分で守れるよう、日頃からしっかりと意識をするようにしましょう。
特に要注意!〜エリア別危険地域〜
特に注意をしてほしい4つのエリアをご紹介します。
ですが、ここに書かれているエリアのみが危険というわけではありません!
外出をする際は、常に細心の注意を払って行動をするようにしましょう。
周囲に気を配り、知らない人との不用意な接触を避けることは鉄則。また、公共の場では自分の荷物をしっかりと管理し、夜間の一人歩きを避けるなど、安全に行動するための基本的なルールを守るようにしましょう。
1.高級ショッピングセンター ”アヤラモール”
フィリピンのブランド店などが約300店以上も入っている、高級系ショッピングセンター。
外国人を狙った美人局やトランプ詐欺が多い為注意が必要です。日本に関心がある素振りで話しかけてくる場合がありますが、会話は最小限で切り上げ離れるようにしましょう。
また、レストランでの食事の際に日本では荷物で席とりをする光景をよく目にしますが、フィリピンに限らず海外では置き引きの危険があります。必ず自分の荷物は肩身離さず持っておくようにしましょう。
トランプ詐欺とは……トランプを使った詐欺で、事前にこっそり「わたしと組んで相手からお金をとろう!」と誘われる。ディーラーと相手がグルになっていて、気づいた時には大金を失っている…
2.高収入層が標的!? ”I Tパーク”
ITパークはセブ島におけるビジネスとテクノロジーの中心地で、多くの外国人労働者が集まる地区です。ここで働くフィリピン人も技術職やマネジメントポジションなど、比較的高収入の職に就いているため、高収入層を狙った犯罪が目立つようになっています。
特に、犯罪者は単独で行動することが少なく、友達やカップルを装うことで、ターゲットの警戒心を解く手口を用います。この方法により、被害者は警戒を緩めてしまい、スリや詐欺、強盗などの犯罪に遭いやすくなります。
このエリアでは、ショッピングモールやレストラン、カフェが多く、ナイトマーケットもあるため夜間でも人通りが絶えない活気のある場所です。しかし、その賑わいを利用した犯罪も多発しており、特に夜遅くにはより注意が必要です。公共の場での荷物の扱いには十分注意するようにしましょう。
安全対策としては、夜間の一人歩きを避け、できるだけグループで行動することが勧められます。また、貴重品は目立たない場所に保管し、必要以上に現金を持ち歩かないようにすると良いでしょう。
3.観光客や留学生の集まる ”マンゴーストリート”
ナイトクラブやバーが多い地域です。セブ島にある特定のナイトクラブやバーが集中している地域は、夜遊びを楽しみたい観光客や留学生に人気ですが、治安の面で注意が必要な場所でもあります。セブ島在住の日本人はまずまず行かないエリアです。この地域は、特に外国人が狙われやすいとされており、小規模ながらも頻繁に発生する犯罪により、治安が悪い代名詞とも言える場所です。
ここでは、特にポケットやバッグの中身を狙ったスリや窃盗が多発しています。賑やかな環境と音楽、暗闇を利用して、気付かれることなく貴重品を盗み取ります。また、酔っ払った観光客が簡単なターゲットとなるため、飲酒が絡むとさらにリスクが増します。
さらに深刻なのは、偽造カードリーダーやスキミング装置が使われることがあるため、バーやクラブでクレジットカードやデビットカードを使用する際には特に注意が必要です。
4.空港があるリゾート中心地 ”マクタン島”
マクタン島はフィリピンのセブ島に隣接している小さなリゾート地で、美しいビーチ、リゾートホテル、ダイビングスポットで有名です。空港やホテルは警察や警備員が多く、比較的安心です。
特に市街地やスーパーマーケット、公共の場ではスリが多発しています。観光客は犯罪の標的となりやすく、特に貴重品の管理には常に気をつけるようにしましょう。
番外編〜ジプニー〜
ジプニー乗車時、車内にいる子供が赤い封筒を渡してくる場合があります。
それを受け取ると、お金を入れて返せと言われます。
何を渡されても受け取らないようにしましょう。
またジプニーは満員になる事もしばしば、、、
カバンは自分の見える範囲に持ち、スリに合わないように注意しましょう。
セブ島旅行者にはタクシーの利用をおすすめします。料金は日本の5分の1とリーズナブルです。
実際にあったトラブル事例
【タクシー】相場よりも高い金額を請求される
①メーターを使ってもらうようにしよう!「please use meter.」を伝えましょう。
②相場を事前に知っておこう!
交通機関 | 料金 |
エアポートタクシー(黄色) | マクタン島リゾートエリア P300 セブ・シティ P400 〜P500 |
タクシー(白) | マクタン島リゾートエリア P250 セブ・シティ P300〜P400 |
バス | 片道P40 |
メーター付きタクシーでも稀に、メーターを改造し高額料金を請求してくるタクシーもあります。メーターに表示された金額の上がるスピードが早いなどの異変に気づいたら、できるだけ早く下車をして違うタクシーに乗り換えるようにしましょう。
Grab Taxiもおすすめです。アプリで事前に行き先を登録するため、英語が話せない方も安心です。また、料金も事前に分かるためぼったくりに合う心配がありません。
【両替】渡された金額が少ない
スタッフが目の前で枚数を数えてくれますが、再度自分で金額と枚数を確認するようにしましょう。受け取り窓口から離れてしまうと対応してもらえない為、必ず受け取ってすぐその場で確認をするようにしましょう。
【スリ】走行中のバイクにカバンをひったくられる
道路側にカバンを持たないようにしましょう。スリ対策として手持ちカバンよりショルダーバッのチャック付きがおすすめです。
外出時は大金は持ち歩かず、ホテルのセーフティーボックスなどで保管をすることをおすすめします。
【窃盗】荷物が取られる
外で安全な場所はありません! カバンは常に身につけてはさないようにしましょう。公共の場所、特に空港、駅、レストラン、カフェなどでは、荷物を自分の手の届く範囲に置き、常に視界内に入れておくことが重要です。
【ストリートチルドレン】金銭を要求される
悲しいことにセブ島に限らず、フィリピン全土に存在します。子供だからと安心しないようにしましょう。
セブ島では「ビジネスストリートチルドレン」というものがあります。品行ではないにも関わらず、物乞いをしてお小遣い稼ぎを行っている子供たちもいます。彼らはしばしば組織的な背景を持ち、大人によって物乞いや軽微な窃盗に利用されるケースもあります。
・日本語で話しかけられてもついていかない
・相手が子供だからと安心しない
・観光客だとわかる行動をしない
(旅行本を持ち歩く、スマホで地図を検索する、服装、ブランド物を身につける)
いざという時に役立つ!トラブル対処法Q&A
もしもの時の緊急時連絡先
在フィリピン日本国大使館(マニラ)
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
邦人援護ホットライン(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
在セブ日本国領事館
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話:(市外局番 032)231-7321
FAX:(市外局番 032)231-6843
邦人援助ホットライン 24時間対応(人命に関わる場合)
(市外局番02)8551-5786
急な怪我や病気
セブ島には「ジャパニーズヘルプデスク」というものがあります。診療時間内であれば、日本人がナースとして勤務しており、日本語で病状の説明ができるので安心です。
事前の準備で安全なセブ島旅行を
初めにもお伝えしたように、セブ島はフィリピン国内の他の地域に比べると比較的安全です。海はもちろん、グルメやショッピングも楽しむことのできるセブ島が大好きになること間違いなしです!
渡航前には、現地の最新の治安情報を確認し、滞在中は人ごみの多い場所や夜間の外出時に特に注意を払いましょう。また、貴重品の管理を徹底常に意識するようにしましょう。
安全にセブ島を満喫する為にも、渡航前・滞在時にこの記事を思い出してもらえると幸いです。
多彩な魅力を持つセブ島で、安全に気をつけて最高の思い出を作ってくださいね!
フィリピンの3つの島に移住経験のある私が、安心したセブ島旅行を送られるように体験談も交えてお伝えします!